主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 3話

合流したひとみさんは、明るくノリのいいあいりさんとはすぐに仲良しに。
ところが以前、マヨさんが別の人見知りタイプの友達に会わせなかったかったことを持ち出して、こう言います。
「その子性格悪くない?」
その言葉にイラっとしてしまうマヨさん。
その後は3人であいりさんの家に移動しました。

あいりさんとひとみさんの2人は、すっかり盛り上がって寝ずに女子トーク。
すると徹夜明けでテンションの高いあいりさんが提案をしました。
「今度さとるの家で遊ぶとき、ひとみちゃんも一緒に遊ばない?」
眠すぎるマヨさんは「さとるたちがいいなら……」と軽く考えてしまいます。
実はこの提案が後々大変なことに……そしてさとるさんというのは、どういう知り合いなのでしょうか?
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