「そろそろ一緒に住みたいな」まめさんは、彼氏のたっくんに本音をぶつけてみた。
実家暮らし、貯金なし、毎月リボ払い地獄……でも一刻も早く結婚したくてたまらない当時22歳のまめさんのお話。

同棲したい 80話

強く願っていた結婚や同棲はもうきっと叶わない。
それどころか今の状況が「復縁」で、自分が彼にとって恋人なのかどうかもわからず。
それでも一緒にいられるなら……。
どうしようもない状況の中、「相席屋に行ったことを謝らないと」という謎の良心が働いたまめさん。
謝罪メッセージを送ると、たっくんから衝撃の反応が返ってきました。
「やっぱちゃんと別れよ」

「もう話すことはない、さようなら」
電話も拒否され混乱するまめさんに、メンヘラ人格が説明します。
プライドが高く悪者になりたくない彼氏にとって、相席屋の話は「周りに話せる」振る理由だったのです。
本当は「彼女が不妊だと分かった」から振ったのに。
この別れで、彼氏の最低な人間性と、それに気づきながら自分を騙して依存していたことに、ようやく気づきました。
そしてその後のまめさんはというと。
自立しようと一人暮らしを始めたもののまた寂しくなって、さらに一筋縄ではいかない相手と出会い……。
なぜかいつも漫画のネタになってしまう人生が続くのでした。
(山田まめ)