【6月の開運日カレンダー】10日は「一粒万倍日」「天赦日」、十二直の「建(たつ)」、二十八宿「牛宿」の大吉日!

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――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか?6月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!

■6月の吉日
・大安(たいあん)……5日、11日、17日、23日
 大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……9日、10日、21日、22日
 「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。

・寅の日(とらのひ)……6日、18日、30日
 トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるとされている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。

・巳の日(みのひ)……9日、21日
 巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。

・天赦日(てんしゃにち)……10日
 「天が万物を赦す日」とされている天赦日。暦の上で最も吉日といわれており、年に5〜6日しかありません。告白や結婚、書類の提出、開業、新規開拓など、あらゆることにおいて最良の日とされています。

・天一天上(てんいちてんじょう)……9日〜24日
 方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただし、この期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。

■6月の凶日
・不成就日(ふじょうじゅび)……3日、11日、19日、27日
 悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまったりする凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。

・十方暮れ(じっぽうぐれ)……31日
 十方暮れは、十干(天)と十二(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をやってもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。

■6月の注目日&要注意日
 1日から9日まで、「十方暮れ」の期間です。新しいことや決断したいこと、チャレンジしたいことは、この期間の後に始めるといいでしょう。

 3日の「不成就日」は、十二直の「破(やぶる)」と重なる、トリプル要注意日。トラブルにつながる行動を起こさないよう、気をつけましょう。ひとつひとつの動きを慎重に行えば、悪いことを未然に防げます。

 芒種の6日は「寅の日」。この日は、金運アップや旅行にまつわる情報を仕入れるといいでしょう。行動に移すのは「十方暮れ」を過ぎてから。

 「十方暮れ」期間、最終日の9日は「巳の日」「一粒万倍日」、さらに「天一天上」最初の日と重なります。この日は、水回りの掃除、鏡や窓の磨き掃除を行うと運気が上がるでしょう。

 10日は「天赦日」「一粒万倍日」、十二直の「建(たつ)」、二十八宿「牛宿」と、「仏滅」の凶が霞むくらいの大吉日。欲を出さず、でしゃばらず、何事にも誠実に取り組みましょう。九星が「七赤」なので、恋愛や人間関係を求めるアクションを行うと、いいご縁が生まれます。

 「大安」と「不成就日」、吉凶混合の11日。この日の十二直は「除(のぞく)」で、自分にとって良くないものや悪いものを取り除くのにいい日。いらないものを処分したり、体に良くない習慣を直したりするのに適しています。

 17日は「大安」、十二直の「危(あやぶ)」、九星は「五黄」と重なる日。いい変化を求めるために大胆な行動を起こすのは吉ですが、ただ周りに迷惑をかけてしまうだけの荒らし行為は凶。よく考え、状況を見ながら動きましょう。

 18日は「寅の日」。この日の九星は「六白」で、自分を高める行動がお金を生みます。この日に仕事や学校がある人は、難しい作業や自分の課題に挑戦し、レベルアップを図りましょう。お休みの人は、開運スポットを巡ったり、自分磨きを頑張ったりすると◎。

 「不成就日」の19日は、九星が「七赤」。暴飲暴食や過度な飲酒に走りそうな日です。食事はシンプルで健康にいいものを食べましょう。ふらっと立ち寄ったコンビニで、大量のお菓子やスイーツを買わないように注意!

 21日は「巳の日」と「一粒万倍日」のダブル吉日。この日にモチベーションが高まるものを取り入れると、仕事もプライベートも好転するでしょう。

 22日の「一粒万倍日」は、十二直の吉日「建(たつ)」と凶日「仏滅」の吉凶混合の日。人に優しく振る舞い、幸せの種まきを行いましょう。後でいいことが倍になって返ってきます。

 「大安」の23日は、九星は「二黒」。他人の意思を尊重し、サポート役にまわるといい日です。力になりたい人と一緒に行動するといいでしょう。

 「天一天上」最後の日、24日は「鬼宿日」、十二直は「満(みつ)」のラッキーデー。掃除はもちろん、他にもやりたいことや始めたいことがあれば、この日に行うといいでしょう。

 27日の「不成就日」は、六輝が「先負」。冷静さを忘れず、落ち着いて行動しましょう。急いだり、慌てたりすると失敗を招きます。

「寅の日」の30日は、十二直が「成(なる)」。新しい契約や何かの成立は、この日に行うといいでしょう。他にも、副業など、収入につながる勉強をするのにも適しています。

 「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1〜3日は北西、4日〜8日は北、25日〜30日は北東が凶方位になります。

 30日には「夏越の大祓」が神社で行われます。半年分の罪や穢れを落としましょう。
 最近は、混雑を防ぐために茅の輪の設置を延長している神社、お祓い用の人型をお取り寄せできる神社があります。
(咲羅紅)※画像出典/shutterstock