【激うまレシピ】「サッポロ一番みそラーメン」の“神アレンジ”作ってみた!【きのう何食べた?】
現在大ヒット上映中の映画・劇場版『きのう何食べた?』は、几帳面な弁護士・シロさんと陽気な美容師・ケンジの日常を描いた作品。映画化をきっかけに、あらためてドラマ版を見たくなった方は多いのではないでしょうか。
同名マンガを原作としたドラマ『きのう何食べた?』には、思わず真似してみたくなる手料理が登場するため、見るとお腹が空いてくること間違いなし。中でも第5話は、SNSで「飯テロ回!」と大きな話題になりました。
大晦日の夜、大好物の「サッポロ一番みそラーメン」を自己流にアレンジして食べるケンジの嬉しそうな顔を見たら、もう試さずにはいられませんよね。事実、ドラマ放送時は「サッポロ一番みそラーメン」が品切れになったお店もあったとか……。
ということで、年末が間近に迫ったこの時期にぴったりな「ケンジ流サッポロ一番みそラーメン」の作り方をご紹介します。
レシピは劇場版『きのう何食べた?』公式アカウント動画のもの。夜食はもちろん、昼食や夕飯にもおすすめですよ。
「ケンジ流サッポロ一番みそラーメン」の材料・下準備
【材料】(1人分)
サッポロ一番みそラーメン…1袋
白菜…1〜2枚程度
モヤシ…1/2袋
ニンジン…適量
長ネギ…適量
塩蔵ワカメ…適量
豚バラ肉(薄切り)…100g
卵…1個
サラダ油…適量
バター…適量
おろしニンニク(チューブ)…少々
味噌…少々
みりん…少々
鶏がらスープの素…少々
コショウ…少々
必要な材料を用意したら、具材の下準備からスタート。まずは塩蔵ワカメを水で戻しておきます。5分ほど水に浸したら、食べやすい大きさに切りましょう。
白菜はざく切り、ニンジンは短冊切り、長ネギは斜め切り、豚バラ肉は食べやすい大きさにそれぞれカットします。モヤシは洗ってザルに出しておけばOK。
続いて半熟卵の作り方。電子レンジで使用できる容器に少量の水を入れ、その中に卵を割ったら、お箸で黄身に穴をあけます(1回つつけば充分)。
あらかじめ黄身に穴をあけておくと、加熱中に卵が破裂しにくくなるそうです。
あとは容器にふんわりとラップをかけて、電子レンジで40秒加熱します(500Wが目安、必要に応じて調節を)。できあがったら容器に残った水を取り除いておきましょう。
「ケンジ流サッポロ一番みそラーメン」の作り方
具材の準備が済んだら、鍋にサラダ油をひいて、まず豚肉に火を通します。そのあと、ニンジン、白菜の順に炒めます。
余談ですが、このレシピでは最初から最後までひとつの鍋で調理するので、洗い物を減らせるのが地味に嬉しいところ。
野菜にも火が通ったら、バターを投入。さらに、おろしニンニク、味噌、みりん、鶏ガラスープの素を加えていきます。
調味料を加えたあとは、水500cc(500ml)をきっかり量って入れ、沸騰するまでしばらく待ちましょう。
この水500ccは、「サッポロ一番みそラーメン」のパッケージに書かれている作り方と同じ分量です。
沸騰するまでのあいだに、どんぶりを用意し、その中に付属の粉末スープを入れておきます。具材がモリモリなので、なるべく大きめの器を選ぶのが◎。
また、このタイミングで麺のゆで時間を計るタイマーを用意しておくのをお忘れなく。
鍋の中身が沸騰したら麺を入れ、軽くほぐしながら2分待ちます(パッケージの作り方には、ゆで時間3分と書かれていますが、工程はまだ残っているのでご安心を)。
2分経ったら、モヤシ、塩蔵ワカメ、長ネギを入れて、さらに1分ゆでます。ここまでくれば、あとは盛り付けるだけ。
「ケンジ流サッポロ一番みそラーメン」を実食!
麺がゆで上がったら鍋の中身を器に移しますが、ひとつだけポイントがあります。それは、先に汁だけを注いで粉末スープを溶かすこと。
鍋の中身をいっぺんに移してしまうと、粉末スープを均一に溶かしにくくなってしまうので注意しましょう。
粉末スープを溶かしたら、そこに麺と具材を入れます。この時点で台所には、おいしそうな香りが……。
最後に半熟卵を盛り付け、コショウを少し振りかけたら出来上がりです。ちなみに、付属の七味スパイスを加えるかどうかはお好みで。
撮影もそこそこに、さっそく実食。細めのちぢれ麺に絡むスープは、「サッポロ一番みそラーメン」本来のどこか昔懐かしい味わいに、バターのまろやかな風味と、味噌や鶏がらスープのコクが加わって、リッチなテイストにグレードアップしました。
調味料をプラスした分、濃い味になりそうな気がしましたが、野菜たっぷりなので、ちょうどいいバランスに。
食べ進めながら半熟卵を崩していくと、マイルドな味わいに変化して、飽きがこないのもいいところです。たしかにこれを食べ始めたら、途中で電話がかかってきても出られません……。
SNSで「ケンジ流サッポロ一番みそラーメン」を実際に作った人たちのコメントを見ると、「白菜の代わりにキャベツでもおいしい」「袋入りのカット野菜を使ってお手軽に」「バターと肉なしでも好き」など、思い思いの作り方でケンジのラーメンを味わっている様子。
元のレシピの分量がアバウトなので、バターを増やしてより濃厚なこってり系に、おろしニンニクを多めに入れてパンチの効いたガッツリ系に……といったアレンジも楽しんでみるのもオススメです!
このレシピは、ドラマの第5話放送後、「ケンジがサッポロ一番を手間かけて作って食べる場面、最高」「塩派だったけど、みそが食べたくなった」などと大好評でした。
今年の年越しは、テレビの前でケンジ流みそラーメンを堪能してみてはいかがでしょうか?