加藤ひなた大解剖!

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『ひなちゃんねる』がスタートしてから約2年。現在、登録者数は185万人を超え、YouTuber界のダイエットスターとして大注目を浴びている、加藤ひなたさん。20kgのダイエットに成功するまでの道のりから、現在のルーティン、おすすめの宅トレまで…etc.今もなお進化するひなたBODYのヒミツを大解剖。可愛くなりたいコ、変わりたいコたちのアイコンとして輝きつづける理由に迫ります。


「ジャミラ」と呼ばれていた62kgから、努力に努力を重ねた結果、トータルで20kgのダイエットに成功した加藤ひなたさん。人間って、こんなに変わるんです!!

MAX62kgから美ボディを手に入れるまで
加藤ひなたを知る
5つのキーワード
今やそのスタイルは憧れの的で、TGCのランウェイを歩くほどの人気を集める加藤ひなたさん。かつては”デブ”だった彼女がどうやって今の自分にたどりついたのかをインタビュー。


自宅でできるダイエットを中心に、”可愛くなる方法”を発信すること2年。驚異の1000万回再生を突破するコンテンツを提供するなど、加藤ひなたはヤセたい女のコの救世主であり、憧れ的存在。

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「アイドルになりたい」ダイエットのはじまりは夢に突き動かされて
うちは5人家族なんですが、母以外は父をはじめ、きょうだいもみんな太っていたんですね。持って生まれた体質的にも太りやすいんだと思います。幼少期から”太っている”のがデフォルトだった私でしたが、13歳の頃にモーニング娘。の田中れいなさんの存在を知って、同じグループで共演したいという夢ができたんです。ダイエットのきっかけはその夢をかなえるためでした。開始当時の体重は62.3kg。昔は今のようにSNSが充実している時代ではなかったですし、私も中学生だったのでまずは母に相談。トレーニングも食事の管理も母に協力してもらったんですが、振り返ってみるとめちゃくちゃスパルタで(笑)。朝起きて、朝食はヨーグルトとサラダなど低糖質にまとめられたごはん。昼は給食なんですが、パンとデザートはもちろん食べちゃダメ。その代わりデザートを友達にあげて、野菜と交換してもらったり。夜は温野菜と鶏むね肉がベース。お米を食べるとしても茶わんに半分だけで、お菓子はもちろん一切禁止でした。友達と遊んでいるときに自分だけお菓子を食べられなかっただとか、家族は普通の食事だけど私だけは別メニューというのはメンタル的にきつかったです。トレーニングは縄跳び30分間と筋トレ2種目がマストで、同時にマッサージとストレッチが日課。クラスメートにププッと鼻で笑われたこともあったけど、ちゃんと夢があったから雑音に心が折れることはなかったです。半年後には43kgまで体重を落とすことができました。

半年間で20kgのダイエット
世界がガラッと変わりました!

ジャケット 7,000円+税、スニーカー 16,000円+税/ともにNIKE SPORTSWEAR、ブラ 4,500+税/NIKE(以上NIKE カスタマーサービス) デニムショートパンツ 12,990円+税/GYDA イヤリング/スタイリスト私物

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正しい知識がなくて、リバウンドを繰り返した自己流ダイエット
私がオーディションを受けていた当時は、応募資格が17歳までと年齢制限があったんですね。それまでに4回オーディションを受けました。日程が決まるとそこに向けてダイエットをして、オーディションが終わるとリバウンドをする。そしてまたオーディションに向けてダイエットをするという4年間。今ならわかることなんですがカラダにはよくないですし、精神的にもすごく不安定だったと思います。19歳のときに上京して一人暮らしがはじまると、バイトも学校も忙しくて食生活がどんどん乱れていきました。いちばんヤセたのが43kgで、そこからあっという間に53kgに逆戻り。「このままだとあの頃に戻ってしまう」と危機感を覚えて、今度は自分ひとりでダイエットに取り組みました。断食だとか、3食ソフトクリームだけとか(笑)、偏ったダイエットをしては失敗する日々が続いていったんです。

極端なダイエットのせいで
心もカラダも不安定にでした


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ごはんもおやつも大好き。
ずっと続けていける満足度の高い食べ方を工夫
思うようにヤセないなかで、かつての母のスパルタダイエットが頭をよぎりました。でも自分ひとりでやるとなると挫折することは目に見えていたので、「どうやったら楽しくヤセられるんだろう?」と考えるように。私は食べるのが大好きで、お菓子も大好き。それは今も変わってないんです。おやつっておいしいから食べ始めるとすぐになくなっちゃうじゃないですか(笑)。ならばダイエットに向いている低脂質で高タンパクなヨーグルトを食べるとか、食感と満足度を高めるためにゼリーなどを凍らせて食べるとか、プラスαになる食べ方や選び方を心がけるように。食事にしても低カロリーのもやし、栄養価の高い卵はいろんなレシピに挑戦。卵は目玉焼き、卵焼きだけじゃなくて、キャベツを入れてお好み焼き風にすることも。味気ない食事やおやつは満足できないので、カロリーや栄養価を考えたうえで自分が満足感を得られるポイントを見極める。ストレスにならず、ずっと続けられる方法をいつも模索していました。

食べる楽しみは手放さない
だからめっちゃ工夫をしました


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私はすごく意志が弱い人間。
だからこそ、発信する意味がきっとある
YouTubeをはじめたきっかけは、これまた憧れからでHIKAKINさんみたいになりたかったんです。ダイエットを発信したいというよりも、YouTuberになりたいっていうのが先でした(笑)。「じゃあ、私に何ができるだろう?」と考えたときにダイエットがあったんです。私はすごく意志が弱いって自分でもわかっています。それでも続けられる方法を模索してきたから、挫折をしてしまった人にいちばん寄り添えると思ったんですね。62kgもあった当時の写真なんて封印したいのが本音ですけど、「私にもできるかもしれない」と誰かが一歩踏み出すきっかけになるんだったら、いくらでもさらしてしまおうと腹をくくりました。黒歴史だって笑い話になると伝えたかったですし。たくさん失敗して、リバウンドをしてきた実体験があるので、どうすればキレイにヤセられるのかも説得力をもって伝えられるのも私の強みだと思いました。私はラッキーなことに、オーディションのために習い始めたブレイクダンスで、プロチームで活躍するダンサーさんたちからカラダづくりやダイエットについて教えていただく機会がありました。それが「今までのダイエット、全然ダメやん」と気づかされるきっかけだったんです。正しい筋肉のつけ方、食事のとり方を知らないままダイエットに取り組んでも、失敗してつらい思いをするだけ。『ひなちゃんねる』をきっかけに、正しい方法を学べる人が1人でも増えたらうれしい。

つらさを誰よりも知っているから
身近な存在として励ましたい


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必ず自分のカラダで実践!
手応えのあるものだけをみんなに届けたいから
ありがたいことにSNSには毎日数千件以上のコメントが寄せられます。みんなの気持ちが痛いほどにわかるから、コンテンツづくりは絶対妥協できない。もちろん体型や体質、生活など違った面はたくさんあるので、一方的に押しつけるのではなく、私自身を実験台にして手応えがあったものだけを提供するというカタチに。視聴者さんは生徒じゃなくて、友達だったり、仲間のような存在。アドバイスのなかから自分に向いているものを選びとってもらいたい。企画の段階では、視聴者さんたちの声、トレーニングのトレンドなどをリサーチして、コンテンツを練り上げます。そのまま提供するのではなく、1週間なり2週間、まずは自分でやってみる。スタッフのみんなにも実践してもらって、再度修正を加えてからやっとアップ。正直、ボツになった企画もいっぱいあります。
 自分自身がコンテンツであるよさは、つらいポイントややりがちなNGがわかること。トレーニング中の声かけ、フォームの指摘も最適なタイミングで入れられる。それに専門用語に苦しめられた経験があるので(笑)、わかりやすく伝えるのを第一にしてます。子どもたちでも理解できて、大人には納得してもらえるクオリティーを追求しています。

量より質!
手応えこそが 継続できる励みになる


- PROFILE -
加藤ひなた
かとう・ひなた●1997年4月21日生まれ。ダイエットにまつわるトレーニングや食事管理、心構えなど充実したコンテンツを発信。わかりやすい内容と明るいキャラクターで一躍大人気YouTuberに。YouTube『ひなちゃんねる』をはじめ、各SNSもチェック!
Instagram:hinach_diet
Twitter:@hinata_0421