驚きの24時間営業、産直酒場4店舗が集まった横丁型飲食施設

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都市型コンパクト商業施設「FUNDES(ファンデス)上野」が、2017年7月26日(水)にオープンした。訪日外国人客が集まるJR上野駅前の好立地にあり、多くの人が集まる注目の食のランドマークだ。その注目の施設の1階に店舗を構えるのが、「上野産直飲食街」だ。驚きの24時間営業、産直酒場4店舗が集まった横丁型飲食施設となっており、産地直送の魚・貝・牛・豚が楽しめる。席数は全部で180席だ。

【写真を見る】横丁ブームを巻き起こしたレストランプロデューサー・浜倉好宣氏の25件目の直営店舗

また、横丁ブームを巻き起こしたレストランプロデューサー・浜倉好宣氏の25件目の直営店舗であり、多くの期待が集まる店舗である。そんな「上野産直飲食街」の手掛ける浜倉的商店製作所の広報・安藤素さんに話を伺った。

「私たちの浜倉的商店製作所は常に1階の路面に店舗を構えます。それは、酒場は地面にふれて空気にふれていないといけない。横丁は通り抜けできないといけないといった浜倉のポリシーに基づいています」と安藤さん。実際に「上野産直飲食街」は、入り口が2箇所あり通り抜けできる空間となっている。

また、驚きなのは、どの店に入っても、各店舗からの出前できるサービスがあることだ。「まず、横丁の店は魚専門店から席が埋まっていく傾向があります。次に女性人気の貝、男性人気の肉の順番です。」と安藤さん。希望の店の席が空いていなくても、出前サービスを使えば、魚も肉も両方味わえる。横丁では、お客様を待たせず、また要望にも答えられるシステム作りがなされている。出前はテーブルでキャッシュのみの対応。横丁ならではの粋なサービスも話題になりそうである。

通常メニューに加えて、ランチには各店舗で定食も提供するそうだ。24時間飲め、その他、ランチなど多目的な用途に対応できる。横丁では、見知らぬ者同士が相席になり、結果として新たな出会いやコミュニティーが生まれる。「上野産直飲食街」も上野の朝飲み文化を受け継ぐ、名物横丁に進化しそうだ。【ウォーカープラス編集部/しおグル】