むくみを流して引き締める「朝スキンケア法」

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翌朝つらいとわかっていても、仕事の付き合いや、誘われた飲み会でついつい飲みすぎ、食べすぎちゃうことってありますよね。次の日仕事だとわかっていても、「今日ぐらい大丈夫!」と終電まで行ってしまい、案の定……睡眠不足。

飲み会を控えることも対処法の一つですが、そうは言っていられないなら、飲み会翌日の対処方を知ることが大切です。

そこで今回は、世界中を飛び回り、睡眠不足、時差ボケに悩まされているトップモデルたちのスキンケア、メイクを担当してきた筆者が朝のちょっとした時間でできるスキンケアの小技をご紹介します。

部下や上司に「昨日一緒に飲みに行ったのに、いつもと変わらないね!」といわれる、疲れ知らずの肌づくりをぜひ参考にしてみてください。

■リンパの流れをよくする”リンパドレナージュ”

リンパの流れに沿い、流れを促してあげる”リンパドレナージュ”がおすすめ! 実は筆者も何もなくとも毎日のようにこのマッサージを取り入れています。リンパの流れを促し、血行を良くすることにより老廃物が流れ、内側から生き生きとしたお肌に。

まずは写真のように鎖骨部分をしっかり流してあげて、詰まりを取っていきます。

そして写真の流れに沿い、内から外へ、お顔周りに老廃物を集めてから一気に鎖骨側に流しましょう。

また写真の位置のツボも押してあげるとむくみがとれ、お顔がしゃきっとします。

この時に必ずマッサージクリームを使用し、お肌をこすらずやさしくなでるように行ってください。

その他にも筆者は、アイパックなどで目元を暖めながらマッサージすることもあります。目元を暖めることにより目周りの筋肉をやわらげるケアもおすすめです。

■乾燥と引き締めに“パック”

飲み過ぎた次の日はお肌の乾燥も引き起こすので、朝パックはおすすめ! しっかりと水分を入れ込んで、ツヤと潤いを取り戻してあげましょう。

また、冷たいタオルをジップロックに入れて、顔の毛穴を引き締めるもの大切です。なぜジップロックかといいますと、せっかくパックで入れ込んだスキンケアを逃さないように、直接つけるのではなく、ジップロック等でカバーして当てるようにしています。

■時間がない時も……

飲んだ翌朝、喉がカラカラ乾いてしまうのと同じように、お肌もカラカラの乾燥状態になってる可能性があります。そんなときは、化粧水をたっぷりとお肌に入れ込むイメージで暖めながら両手でプレスしていきましょう。お肌が欲している水分は少量の化粧水ではなく、贅沢にたっぷり使ってあげましょう。

いかがでしたか? 理想をいえば毎日決まった時間に栄養たっぷりの食事を摂り、決まった時間に就寝という生活を送ることですが、現代の女性は忙しく、そんなことを言っていられないこともありますね。

そんな時にいざという対処方を覚えておくことで、いつも通りの肌をキープでき、「あの人いつも肌きれい」と言われるように頑張りましょう!

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※ iordani / shutterstock

【筆者略歴】

小笠原 彩

メイクアップアーティスト/ビューティープロデューサーとしてロンドン、NY、東京と最前線のシーンで活躍。講演やハリウッド女優も顧客に持つ。2015年に美容プロデュースの会社を立ち上げ、活動を広げている。