痩せ体質を目指す。3分骨盤エクササイズ

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痩せ体質を作るために、毎日取り入れてみたいエクササイズをご紹介します。今回ヨガインストラクターである筆者がオススメするのは、骨盤を動かすアプローチ。骨盤周りの動きが鈍くなると、女性は何かとトラブルを抱えこみやすくなるのです。

■痩せ体質は骨盤周りを動かして作る

痩せ体質とは言い換えれば“循環の良い体”のこと。体の循環がスムーズであれば、体内の余分な水分や老廃物を溜めることなく排出ができるので、血液にも新鮮な酸素が行き渡り、体の中も温まります。

逆に痩せにくい体というものは、冷えやむくみを抱えこみ代謝が悪い状態のことを言います。特に上半身と下半身を大きく分ける骨盤周りの動きが鈍ると、このマイナス作用が出やすくなるので、骨盤周りの動きを常にスムーズにしておくことが必須条件なのです。

■立ち姿勢での股関節回し

股関節まわりをほぐし、骨盤の動きがスムーズになるようにする簡単な方法は、足の付け根を回すこと。立っていても、寝ていても足の付け根から円を描くように足を回すクセをつけておきましょう。

(1)片手を壁や椅子の背もたれなどに置き、転ばないように補助します。

(2)片足のひざを曲げ、太ももをお腹の近くまで引き上げます。その足を後ろ方向へ伸ばし、再びひざを曲げお腹に太ももを引き寄せます。

(3)数回行ったら反対側も同様に行いましょう。

(4)次に片足のひざを曲げ、そのひざで空中に円を描くようにして足を回しましょう。足の付け根から大きく足を動かすように意識します。

(5)反対側も同様に行います。

■骨盤周りの筋肉を刺激し、代謝を上げる

(1)仰向けに寝ます。両手は体の横へ下ろします。

(2)左足のひざを天井に向け、右足はひざを曲げ外側へ倒しておきます。

(3)息を吸いながらお尻を持ち上げます。さらに背中の上部も持ち上げていきましょう。

(4)左足で支え、右足は外側へ開いたままの状態をキープします。

(5)息を吐くタイミングで背中とお尻を床に下ろします。

(6)足を逆にして、再び息を吸うタイミングでお尻を持ち上げていきましょう。

(7)この一連の動きを交互に行いましょう。

いかがでしたか? 下半身は放っておくとすぐに代謝が下がり、むくみます。毎日その日にできる簡単な股関節回しや、時間のあるときは上記のエクササイズを習慣にして、痩せ体質をキープしていきましょうね。

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※ VGstockstudio / shutterstock

【筆者略歴】

yuuka

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。