デスクワークで悪化する「巻き肩」を改善するストレッチ法

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男性が考える美人の条件の中でも、常に上位にくる“姿勢”。意識すれば改善できる姿勢は、今の自分を割り増しで美しく見せてくれる、てっとり早い方法ともいえます。

でもデスクワークやスマホの長時間利用などが原因で、最近は肩が内巻きになる“巻き肩”の人が増えているそう。二の腕が太くなった気がするのは、もしかしたら巻き肩のせいかもしれませんよ。

そこで今回は、エステ講師の筆者が巻き肩を改善するストレッチをご紹介します。

■あなたは巻き肩?セルフチェック法

正面を向いて鏡で全身を見たときに、手を自然におろすと親指が見えるのが通常ですが、手の甲まで見える人は巻き肩になっている可能性があります。

猫背一歩手前の巻き肩ですが、美容や健康にこんな悪影響があるんです。

・肩こり

・二の腕の後ろ側に脂肪がつく

・バストの形が崩れる

・肩がゴツくなる

・背中にお肉がついてハミ肉ができる

・ぽっこりお腹

上半身の血行不良でスタイルまで総崩れ……正しい位置に骨がないと、余分なところにお肉がついてしまうんです。

■タオル1本でできる!“巻き肩”対策ストレッチ

両肩を内側に入れ込むと、胸が縮こまって肩甲骨の間が開いてしまいます。巻き肩対策は、胸を開いて肩甲骨を近づけること。そのためにはこんなストレッチがおススメです。

(1)タオルを両手で肩幅より広く持ち、そのままゆっくり腕を上げて頭より後ろに倒す。

(2)体の後ろで手首をクロスして、上げられるところまでゆっくり腕を上げる。

タオルを持つ場合は、手首が交差するくらいの広さで大丈夫です。

デスクワークに集中していると、いつの間にか姿勢のことを忘れて前傾しがちですよね。1時間に1回するだけでも、巻き肩や肩こり防止になるのでお試しください。

■機能性アンダーウェアで巻き肩阻止!

デスクワークで姿勢の悪化を感じている人は、機能性インナーもおススメです。

着圧ソックスのような素材で、背筋が伸びる設計のインナーや、姿勢を矯正するブラジャーなどもあります。筆者も姿勢を矯正するインナーを持っていますが、背筋がすっと伸びるような気がします。

重ね着ができる冬は、インナーなら着けていることもバレずに姿勢美人が叶います。様々なメーカーから販売されているので、気になる人は探してみてくださいね。

いかがでしたか? 背中を丸めがちな冬こそ、背筋を伸ばしている女性は素敵だと思います。まずは自分が巻き肩になっていないかチェックして、姿勢美人を目指しましょう。

【筆者略歴】

坂本 雅代 ・・・ 国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士。これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。

【筆者略歴】

坂本雅代

大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。