憧れの美人顔に近づく!? プロ厳選「なりたい顔別」アイライン
アイラインは難しいと思っていませんか? 慣れていないから避けがち……時間がかかるから省きがち……そんなのもったいないですよ。
あなたの顔を美人顔へ一気に引き上げてくれるアイライン。ヘアメイクアップアーティストである筆者が、実際に使っているアイライナーの中から、なりたい美人タイプに合わせたおすすめアイライナーをご紹介します!
■細さと質感を選んでナチュラル美人
ナチュラルメイク派の人は、まずここを読んでください。強くなりすぎるアイメイクは避けたいですよね。鏡で自分の目を見てみると、まつ毛の付け根に隙間を感じるようになっていませんか? この隙間があるだけで、大人を通り越して老けて見えてしまいます。
この隙間を埋めるだけ、ナチュラルな中にも瞳が輝く美人に。
とても基本的なことですが、慣れていないナチュラルメイク派の人には、触れるだけで色がつくクリームやジェルタイプで、しかも極細で漆黒タイプがおすすめ。
筆者のおすすめは、『アディクション アイライナーペンシル』『ケイト シャープロックジェルペンシル』。どちらも柔らかくて、思い通りに隙間が埋められますよ。
■カラーを選んで深み美人
ムード漂う深み美人を目指すなら、ブラウンブラック。白目きらめく艶っぽ美人を目指すなら、ネイビーブラックがおすすめ。
柔らかすぎるブラウンや、個性が出すぎるネイビーよりは、ほんのり色味を感じさせる色選びがポイント。色の個性が強すぎると、アイシャドウとまつ毛を分断するような印象になり、奥行きが出にくいのです。顔全体を美人顔に押し上げる目元づくりにはNGアイテム。
ブラックを含んでいる色を選べば、顔の中で唯一の3Dパーツであるまつ毛の色と馴染んでアイシャドウまでの繋がりが出ます。まつ毛からアイホールまでの立体グラデーションが実現するので、ググッと3D感が増す深み美人に。女優さんのようなムード漂う表情に仕上げてくれます。
筆者のおすすめは、『K-パレット リアルラスティングアイライナー ブラウンブラック』や『マジョリカマジョルカ ジェルリキッドライナー ネイビー』。どちらもいい感じでブラックを感じさせる色味ですよ。ペンシルタイプなら、アイシャドウでぼかすこともできるので、さらに深みが増していきますよ!
■筆先を選んでパーフェクトな横顔美人
人を真正面から見ることってあまりないことにお気づきですか? 仕事をするときも、デートをするときも、横顔を見られていることの方が断然多いのです。アイライナー選びでパーフェクトな横顔美人を作りましょう。
不意に見られる横顔、準備は完璧ですか? 大人になってくると、正面顔よりも横顔の方が目元やフェイスラインの下降やたるみが目立つもの。笑顔などの表情でカバーできない不意な瞬間に見られて、がっかりさせてしまうなんてことも。その対策として、効果的なアイラインは不可欠なのです!
気になる横顔をキュッと持ち上げるには、目尻のアイラインで顔全体を上昇させる矢印を描くこと。
こめかみあたりを真上に軽く引き上げると、目尻から斜め上に皮膚が引き上げられます。しかもいい感じの上昇角度に。うっすら見える引き上げられた皮膚のシワに沿って、同じ角度でアイラインを描きます。メイクの華やかさによって長さは1〜5mmで調整しましょう。大切なのは、アイラインの端が上昇することによって、顔全体を引き上げる上昇矢印ができていること。
この上昇矢印の効果を3倍にするには、アイラインの先端がスッと消えるように細くなっていく繊細さが必須。そこで、こだわってほしいのはアイライナーの筆先です!
筆者のおすすめは、もはや定番でもある『フローフシ モテライナー リキッド』や『msh ラブ・ライナー リキッド』。どちらも繊細な筆先に定評があるだけでなく、使い続けても筆先が割れにくい。かつ、インクが薄くなりにくいので、細く濃く描くことが必須の上昇矢印アイラインにはぴったり。
いかがでしたか? たくさんのアイラインが出ていますが、なりたい美人顔を目指してぴったりのアイラインを選んでみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 川上絵理 ・・・ ヘアメイクとしてブライダル・TV の現場で活動する傍ら、メイクカラーカウンセラーとして色彩心理学×メイク アップで“より自分らしく、なりたい自分になる”方法をアドバイスをしている。
【画像】
※ AlikeYou / shutterstock
【筆者略歴】
川上絵理
ヘアメイクとしてブライダル・TV撮影の現場で活動、専門学校講師も務める。また、メイクカラーカウンセラーとして色彩心理学×メイクアップで“より自分らしく、なりたい自分になる方法”をアドバイスしている。