3分でOK!「肩すっきり&ウエストシェイプ」のポーズで一石二鳥
寒さの厳しいこの時期、ますます肩こりに悩まされている人も多いのではないでしょうか? 肩こりは単に肩の張りやこりだけでなく、痛みや頭痛、眼精疲労やめまいなど、様々な症状を引き起こす原因にもなることから、放置することで日常生活にも影響がでてくる可能性があります。
ではなぜ、冬に肩こりが多く発症するのでしょうか? 原因のひとつに、冷えや運動不足からくる“血液循環の悪さ”があります。特に冷えは筋肉を硬くさせ、疲労物質を溜めてしまいやすくなります。加えて、デスクワークの人は、長時間同じ姿勢でいるため、肩こりがひどくなりやすく、頭痛や眼精疲労につながることもあります。
そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、そんなどんより肩で悩む方にオススメの“肩こり解消のヨガポーズ”をご紹介します。体が気持ちよく伸び背中もほぐれるので、ウエストと背中の引き締め効果も期待できちゃいます。
■「猫のツイスト」ポーズ
(1)手を肩の真下におき、ひざを腰の幅について四つん這いの姿勢になる。
(2)右足を真横に伸ばし足の裏をしっかり床につける。
(3)左手を右の脇の下を通し伸ばしていき、左肩と左こめかみを床につけ、左手を天井に向けた状態で右手と左手を重ねます。肩は下げ首を伸ばす。背骨を中心にねじるような意識をし、首や腕は心地よいところに置いて。
(4)右手を天井に向かって持ち上げツイストを深めましょう。肩甲骨周りや背中の筋肉の深いところが伸びているのを感じながら、深い呼吸を5回くらい繰り返します。
(5)右手をおろして、ひざを揃え四つん這いの姿勢に戻ります。反対側も同様に行いましょう。
このポーズは両ひざをついたまま行うバージョンが多いと思いますが、片脚のひざを伸ばした方が腰が固定されるためしっかりとねじることができ、肩甲骨がほぐれるのに効果的です。
また、頭が体より下になる逆転のポーズの効果として、終わった後に頭をスッキリさせてくれる効果も期待できます。
いかがでしたか? 吸う息とともに酸素をいっぱい取り込み、吐く息とともにねじりを深めます。このポーズは肩甲骨が奥までほぐれるだけでなく、ねじりによってウエストシェイプ効果も期待できます。
このポーズで肩周りの血行だけでなく、身体全体の巡りも良くしていきましょう!
【筆者略歴】
※ tamayo ・・・ サロンアーリア代表/全米ヨガアライアンス認定インストラクター/KAATSUJAPAN認定加圧インストラクター/整体師&リフレクソロジスストカレッジボディメンテナンス修了/プリネイタルヨガ養成コース修了
【筆者略歴】
tamayo
女性を中心にレッスンを通して心身を整えるお手伝いを行っていると同時に、大手スポーツクラブにてyogaインストラクターとしても活躍中。全米ヨガアライアンス認定インストラクター/KAATSUJAPAN株式会社認定加圧インストラクター