2016年のメイクトレンド総おさらい!そして次に流行るのは…?
新たな新年を迎えると共に、次にくる流行のメイクもしっかりとチェックしておきたいもの。メイクはその時代の求める女性像がアイメイクやリップカラーに反映されるのですが、この冬はバーガンディやボルドーカラーが流行し甘さの中にも強い大人の女性像が印象深かったですね。
さて、来年はどんな女性が求められ、どんなメイクに変わるのでしょうか?
そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、2016年メイクトレンド総おさらいと来年に向けて変えたいメイクをご紹介します。
■2016年は意志の強い女性像
眉は太くしっかりと眉尻も長めに描くのが主流だった2016年。後半は少し弓なり型になりやや女性らしさを演出するようになりましたが、それでもアウトラインをきっちりと描くことで意志の強い女性が印象付けられていました。
アイメイクやリップカラーにはバーガンディカラーが流行し、セクシーさの中にも強さを感じさせる仕上がりに。
チークは長く目の下にビビットピンクをのせる入れ方が流行していましたが、後半はナチュラルに赤みを挿す程度で大人の女性でも取り入れやすい“甘さ”に変化。
ベースメイクもツヤ肌が主流となり、オイル感強めの仕上がりが“旬顔”とされていました。
■2017年は程よく力の抜けた自然体がイメージ
長らく続いた太くはっきり描く眉に変化が現れ、1トーン明るくナチュラルに仕上げるようになります。自然な毛の流れを出すことがポイントになってきますので、今のうちから眉毛をしっかりとお手入れして伸ばしておくことが大切です。
アイメイクはシャーベットカラーのパステルカラーシャドーが再流行の兆し。強さよりもポップでキュートな印象になり、大人の女性だからこその遊び心を演出できます。
ダークカラーで目元を引き締めないので、今のうちから単色カラーのグラデーションテクニックをマスターしておくと取り入れやすいでしょう。
チークはよりスキンカラーに近づき骨格を強調させることがポイント。赤みチークしか持っていないなら、肌馴染みの良いコーラル系ベージュカラーのチークを今からチェックしてみて。
ベースメイクはあまりツヤを出さない“セミマット肌”が流行の予感。今までツヤ肌を意識してフェイスパウダーをあまり使わないベース作りをしてきた人は、きちんとファンデーションの塗り方やパウダーでの仕上げ方をおさらいしておくことが大切です。
いかがでしたか? 今のメイクから上手にシフトチェンジするためにも、しっかりと先読みして準備しておきましょうね。
【筆者略歴】
※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。
【画像】
※ Dean Drobot / shutterstock