手を組んで伸ばす!肩こりを和らげる肩関節ストレッチ
肩こりがひどいとき、皆さんはどうしていますか? 限界まで我慢?マッサージにかけこむ?確かに、凝った部分を揉んでもらうと気持ちいいですね。そういった方法を取れば一次的には楽になりますが、しばらくするとまた凝り始めます。
寒冷からも、筋肉は凝り固まってきます。定期的なケアをしないと肩こり持ちの人にとってはこの時期特にツラいですね。そんな症状を少しでも楽にしてあげたい!
そこで今回は運動指導のプロである筆者が、肩周辺の縮んだ筋肉とこわばった関節を伸ばしてほぐして、血行を良くしながら不快感を楽にしていく、肩こりを和らげる肩関節ストレッチをご紹介します。
■壁を利用して肩を押し付ける
壁に向かって片腕を上げ、ひじから曲げる。壁にひじから二の腕を付け、壁に向かって体重をかけていく。肩甲骨から動いていることを意識しましょう。球技系のスポーツのウォーミングアップとしてもOK!!左右20〜30秒ずつ行います。
■腕を左右に動かす肩ほぐし
(1)頭上で指先を軽く組み、頭の後ろで左右に動かす。
上→左に動かします。
(2)上→右に動かす。
左→上→右で1回、右→上→左で2回を10〜15往復(20〜30回)行います。
難しい人は体の前側で行いましょう。最初はガチガチだった動きが、徐々にスムーズにできるようになったら、肩関節や周囲筋がほぐれてきた証拠。きっと肩こりも楽になっていることでしょう。
いかがでしたか? 筆者も以前は慢性の肩こりでしたが、このストレッチを実践しているおかげで楽に過ごせています。つくづくどんな小さなことでもいいので、自ら身体を動かして血行を良くすることの重要性を実感しています。特に肩はちょっとしたストレッチでも効果てきめんですよ!
【筆者略歴】
※ 小川りょう ・・・ スクワットアドバイザー/健康運動指導士。ヨガ、ウォーキング、ストレッチ、アロマ、美と癒しの運動指導と講演活動を行う健康づくり専門家。健康・美容商品プロデュースやTV・ラジオ出演等。早稲田大学大学院スポーツ科学修士号。
【画像】
※ Jacob Lund / Shutterstock