恋愛に臆病になってない？お笑い界の“愛の伝道師”に学ぶ「恋愛レス」脱却法
“最後に彼がいたのいつだっけ…？”ふと気付けば仕事ばかりの生活になっていたり、大きな失恋を経験したりして、恋愛から遠ざかっているアラサー女子は多いもの。意外と日常が充実してしまっていて、「もう彼はいらないや。」なんて思っている人も結構いるのでは。
でも、やっぱりアラサーだからこそ恋愛をしたほうがいいのかも、と思わせてくれる特集が、女性ファッション誌GINGER3月号（1月23日発売）に掲載されていました。今回の愛の伝道師はお笑い芸人の、スピードワゴン・小沢一敬さんとノンスタイル・井上裕介さん。自身の経験から出た言葉に、思わずハッとさせられることがあるかも。そんな特集の一部からご紹介します。
1. 世の中にブスは存在しない
「自分のことをブスと思う気持ちこそが“ブス”！」とノンスタイル井上さんは言います。「日本一嫌われている芸能人」として今では、それすらも芸風として笑いに昇華させている井上さんですが、「一時期、ブログなどには「ブサイク、キモい」の罵詈雑言がたくさん。でも、前向きに返事をしてみたり、みんなが笑ってくれるならいいと思うようにしたら「意外といいやつだな」という反応が」あったのだとか。
その経験から、アラサー女子が言い訳にしがちな“もう若くないし…”“自信ないし…”というのも、ポジティブに考えて武器にすべきといいます。「もう若くない＝経験豊富、自信がない＝変われる可能性がたくさんある」と考えると、前向きになれるといいます。前向きでポジティブな女性はやはり魅力的に見えるもの。アラサーであることを言い訳にせず、井上さんのようにネガティブさをポジティブにとらえる努力をしていれば、思いがけない恋が舞い込んでくることもあるかも。
2.今の悩みは一年後には忘れているはず
こちらはスピードワゴン・小沢さんの言葉。もしつらい失恋をしてしまって、もう恋愛や結婚なんていいや、と思っていたらもったいない、と小沢さんはいいまず。実際に「一年前の今日の悩みを覚えてる？」と言われると、たしかに覚えていませんよね。たしかに「明日死ぬかもしれないと思ったら、大切な人に自分の気持ちをきちんと伝えよう」と思うはず。恋愛に臆病になっているくらいなら、少しでも気になる人には愛の言葉を伝えようとするのが大事なのだそう。また、その時に使う愛の言葉は「愛のあるきれいな言葉」を使うべきなのだとか。愛あるきれいな言葉は「その人をより魅力的に見せる」と小沢さんは言います。さらに「愛の言葉は伝染する」そうなので、男性に甘い言葉をかけてほしいなら、まずは自分から積極的に使ってみましょう。
3.恋はするものではなく、落ちるもの
アラサーになると、親やまわりから「結婚しないの？」などの口撃にさらされることが多くなるもの。とはいっても、合コンや友達の紹介などで知り合いに、ピンとくる男性がいなかったり、そもそも恋愛する気持ちすら忘れてしまっていると感じることもあるはず。でも、小沢さんによれば、恋愛は「しようと思っているうちはできない」と言います。「相手から愛されるかなんて、今から不安になる」ようでは、取り越し苦労をしているようなもの。恋愛は、しなくちゃ、と義務のように思っているうちはできないのですね。「すべては恋に落ちてから」。少し力を抜いて、まわりの男性を見てみるともしかしたら、今まで見逃していた出会いがあるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。このほかにも、スピードワゴン小沢さんによる「本命彼女になるための「愛言葉」」の特集や、ノンスタイル井上さんによるネガティブ精神をポジティブに変換する方法や、「女子会の帰りに、必ず悲しい気持ちになります。私も幸せになれるでしょうか？」などの具体的な読者の相談に2人が答えるお悩み相談室など、読み応えたっぷりの特集となっています。ぜひ本誌でチェックしてみては。
出典：「「恋愛レス」脱却法」
「GINGER」3月号 P.164 〜169
（文＝知花きのこ / 恋愛ユニバーシティ）
恋愛ユニバーシティ公認ライター。
