【女性編】どんなにおいしくてもためらってしまう、世界の変わった料理ランキング―「2位 アリの幼虫のピラフ」

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ご飯のお供として人気の塩辛は、見た目だけで外国人に嫌がられることもあるとか。その土地でしか味わえないものを食べたいと思っても、ふだん目にしないものに驚いて敬遠してしまうことはありそうですね。そこで今回は、たとえどんなにおいしくてもいただけない世界の料理について、409名の読者の女性にお聞きしました。

おいしいものに目がない女性たちが選んだ料理とは?

Q.どんなにおいしくてもためらってしまう、世界の変わった料理を教えてください(複数回答)
1位 臭い虫/Stinkbugs(インドネシア) 47.9%
2位 アリの幼虫のピラフ(メキシコ) 43.3%
3位 タランチュラのから揚げ(カンボジア) 36.4%
4位 昆虫食/いなご、蜂の子、ざざ虫、げんごろう蚕のさなぎ(日本・長野) 35.9%
5位 カース・マルツゥ/ウジ虫の入ったチーズ(イタリア) 35.2%

■臭い虫/Stinkbugs(インドネシア)
・「臭いと付く時点でアウトです!! 臭いって絶対大事」(23歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「虫だけでも嫌なのに、さらに臭いなんて耐えられない」(34歳/商社・卸/事務系専門職)
・「臭くて口まで運べなさそうだから」(29歳/通信/事務系専門職)

■アリの幼虫のピラフ(メキシコ)
・「形状が残っていそうで無理だと思う」(30歳/建設・土木/事務系専門職)
・「幼虫系は食べる気が著しく落ちそう」(30歳/学校・教育関連/営業職)
・「恐ろしい。ピラフってことは未来あるアリの幼虫がたくさん入っているんだろうなと思うので。可哀想に……」(26歳/その他/クリエイティブ職)

■タランチュラのから揚げ(カンボジア)
・「テレビで観たときに衝撃的だった。どうして死なないのか」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「毒グモは安全でも食べたくない」(33歳/情報・IT/事務系専門職)
・「昆虫はもちろん、蜘蛛は食べられない」(25歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

■昆虫食/いなご、蜂の子、ざざ虫、げんごろう蚕のさなぎ(日本・長野)
・「虫を食べものと感じられないと思うから」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「見た目がリアルすぎる」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「動物そのものを感じさせるものはムリ」(24歳/電機/事務系専門職)

■カース・マルツゥ/ウジ虫の入ったチーズ(イタリア)
・「テレビで見たことがあるが、グロすぎて食べられる気がしなかった」(33歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職
・「虫だけは絶対に食べたくない」(22歳/医薬品・化粧品/クリエイティブ職)
・「考えただけで気持ちが悪い」(24歳/医療・福祉/専門職)

■番外編:何が何でも無理!
・モルモットの丸焼き(ペルー)「子どもの頃、ペットとして飼っていたので無理」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・バロット/孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵(フィリピン)「テレビ番組で、これを食べているのをみたことがあるのですが、卵にはモザイクがかかっていたから」(26歳/生保・損保/専門職)
・ポシンタン/犬の肉を使用したスープ(韓国)「イルカよりよっぽど犬の方が賢いのに食べるなんてできない」(24歳/食品・飲料/技術職)


トップの座には、強烈な臭いを発するインドネシアの「臭い虫/Stinkbugs」が輝きました。虫で敬遠する人が多いうえに、さらに臭さが決定打となったようです。日本では「カメムシ」と呼ばれる虫の仲間。あの臭いは強烈ですので、トップもうなずけます。

2位はメキシコの「アリの幼虫のピラフ」です。幼虫の残骸が残っていることを心配している人も見受けられましたが、残骸どころから、きちんと幼虫の姿を保持しています。ちょっと遠目から見れば、ピラフと見えなくもない!?

3位はカンボジアの「タランチュラのから揚げ」。毒の心配をする人が多かったのですが、それほどキツい毒ではないようです。しかし、アレルギーのある人には危険ですから、ご注意ください。4位は日本の「昆虫食」。種類を問わず、昆虫全般がNGという意見が目立ちます。

5位にはイタリアの「カース・マルツゥ」がランクイン。チーズが好きな女性たちからも問答無用で拒否されてしまいました。赤ワインのお供にぴったりだったそうですが、現在は禁止されてしまったようです。時代の流れに合わせて、食文化は変わってしまうのかもしれません。

(文・OFFICE-SANGA 花澤和夫)

調査時期:2013年4月18日〜2013年4月23日
マイナビウーマン調べ
調査数:女性409名
調査方法:インターネットログイン式アンケート