え、あの仕事も!? 近い将来なくなる職業9選 「●●はペッパーくんで十分」ほか
囲碁で人間を破るなど、AI(人工知能)の開発は目まぐるしく進んでいます。もしかしたら近い将来、私たちが当たり前のように見聞きしている職業がAIに取って代わられることもあるかもしれません。近い将来なくなると思う職業について働く女性たちに聞いてみました。
■窓口・受付・レジ係
・「工場勤務の仕事など、ロボットで代用出来そうな仕事。窓口での対応はネットで客自身でも操作できるようになってくると思うので、それに関わる仕事は減ってくると思う」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「スーパーのレジは、セルフが多くなってきている」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「高速料金所の手渡し精算の仕事」(34歳/建設・土木/事務系専門職)
・「受付。すでにないところもあるし、ロボットで代用できる気がする」(30歳/その他/その他)
一昔前は人の手による作業が一般的だった窓口業務やレジなども、今ではATMやセルフなどが当たり前になっています。人件費の削減や効率化を考えると機械やロボットによる仕事が増えてくるのかもしれません。
■販売員
・「本屋さん。雑誌含め書籍全体がデジタル媒体が増えているし、実際町の小さな本屋さんは減っているので」(33歳/印刷・紙パルプ/その他)
・「店員さん。ネットでのかいものがふえるから」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ウェイター。ペッパーくんで接客は十分だと思う」(33歳/団体・公益法人・官公庁 /秘書・アシスタント職)
本、衣類、食品まで、ありとあらゆるものがインターネットで買える時代。販売職が0になることはなくても、減っていくことは確実かもしれませんね。
■ほかにこんな仕事も!
・「タクシードライバー。もうすでにカーナビの出現で道に詳しいプロのドライバーは減っていると思います。自動運転が可能になれば事故にも遭わずに安全に目的地へ行けるようになれば、もう運転手は必要ないかもしれません」(35歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「電車の運転士。機械でプログラミングして、ミスなく運行して人間がいらなくなると思うから」(35歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「介護福祉士ロボットがするようになる」(32歳/医療・福祉/専門職)
確かに自動運転機能や高性能ロボットによって、運転や介護の仕事も効率よく行えそう。でも、その時々の話し相手だったり、人の手の温かみだったりがないのは、寂しい気がしますよね。
■まとめ
コンピューター化やインターネットの普及によって、今後10年、20年と経つうちになくなる職業はどんどん増えていきそうです。一方で、そのシステムを利用した新たなサービスが生まれ、それに付随する新しい職業が誕生する可能性もあります。時代に取り残されないよう、常にアンテナを張って、自分磨きをしていきたいものですね。
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年6月にWebアンケート。有効回答数200件(25歳〜35歳の働く女性)
(錦織寿恵/フォルサ)