この秋、取り入れたい! レトロガーリーな「テイラーファッション」のポイント
アメリカで大人気のカントリー歌手テイラー・スウィフト

日本でも歌手としてはもちろん、50〜60年代からインスピレーションを得た流行にとらわれないレトロガーリーなファッションが注目を集めています。そんな彼女をお手本にする女子たちは「テイラー女子」と呼ばれ、いま急増中!

今回は、スタイリストとして数々の雑誌やテレビなどで活躍する小松未季さんに、この秋取り入れたい、シンプルなのにエッジの効いたテイラーファッションの4つのポイントを教えてもらいました。参考にして、この秋早速チャレンジしてみましょう!


【POINT1】 ベーシックなスタイルに小物をプラス


高級なブランド品を身に付けるのではなく、自分の好きなものを自分らしく着こなすのがテイラー流。自分のクローゼットの中身ですぐに始められるので、ハードル低めなのがうれしいところです。


(C)Aflo


「テイラーもよく着ている“ボーダー柄”は、一見すると地味になりがち。だけど、鮮やかな色のスカートと合わせたり、鎖骨が見えるトップスを選ぶと、こなれ感が出て一気におしゃれな印象になります。

このコーディネートのポイントは、ショルダーバック。レトロなデザインや色の効いたものを選ぶと、レトロガーリー感UPです」


【POINT2】ミニワンピースで“ヘルシー&セクシー”を演出


日本で海外セレブのような胸元を強調した服を着るのは抵抗がありますよね。フィット&フレアなミニワンピースでシルエットにメリハリをつけて“ヘルシー&セクシー”を演出するテイラーファッションなら、「セクシーすぎるのは苦手だけど、正直モテ路線は外したくない」という方におすすめです。


(C)Aflo


「テイラーファッションのワンピース選びで大切なのは、ジャストウェストをマークすること。体の中で一番細い部分をマークしスカートを広げることで、シルエットにメリハリが出ます。

ポイントは、『レトロガーリーを狙うなら、胸元の露出は禁物』! 露出を足にすることで、上品で健康的な肌見せに。首元が詰まっている服だと肩が張って見えるのが気になる……という人は、目線をそらす効果がある襟付きのワンピースがおすすめ。存在感のある大ぶりのネックレスも効果的です」


【POINT3】 ガーリー×ユニセックスの甘辛コーデ


ガーリーなワンピースに真っ黒のサングラスや、レースのトップスにタイトなパンツなど甘辛なコーディネートがお得意なテイラー。この秋は、“可愛いだけじゃない少しエッジの効いたスタイル”に挑戦してみてはいかが?


(C)Aflo


「ユニセックスなシャツスタイルには、ショートパンツで肌を見せ、ハイソックスで甘さをプラス。カンカン帽やボーラーハットを被るとレトロ感が出ます。ストリートよりもガーリーなスタイルがテイラー流です。

ショートパンツに抵抗がある人は、デニムスカートでもOK。ヒールの高いパンプスと合わせれば、ガーリーさが際立だってテイラーの“甘辛スタイル”により近づけます」


【POINT4】同系色のコーディネートに赤リップでスパイスを


この秋注目なのが、ワンピースとカーディガンを同系色でまとめる上品コーデ。テイラーの代名詞とも言われる“赤リップ”メイクと合わせれば、大人しくなりすぎないエッジの効いたファッションの完成!


(C)Aflo


「今年の夏は白で全身をまとめるコーディネートが流行りましたが、同系色を合わせるブームはこの秋も継続中。あざやかな黄色がテイラーの白い肌にとっても合っています。もちろんこのスタイルでもジャストウェストはしっかりマークです。

日本人におすすめのカラーは、この秋のトレンドの中でも赤リップと相性がいい“モスグリーン”。メイクは専門外ですが、『自分の肌色に似合う赤』のリップを見つけて、ワンスパイスにぜひ挑戦してみて」

ポイントを抑えるだけで今ある服が何倍もおしゃれに着こなせるテイラーファッション。「海外セレブのスタイルは、ハードルが高いかも」と思っている人も、この秋ぜひ取り入れてみましょう!

【監修】

小松未季

スタイリスト。ファッション誌のスタイリングをはじめ、ミュージシャンのステージ衣装のデザイン・制作まで、幅広く手がける。

<top design:tongpoo/text:K-Writer’s Club>

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