社交辞令とは思えない!褒め言葉

「○歳には見えませんね」なんていわれると、笑顔で「ありがとうございます」と返しはするものの、心の奥底では「どうせ、社交辞令でしょ」と、冷めた思いをしているのも事実。

もはや誰もが経験したことのあるこの感情ですが、では反対に、「これは社交辞令ではないかも」と感じる褒め言葉はどんなものでしょうか? マイナビニュース会員の皆さんに「うまいこと言うなあ」と感心した褒め言葉を聞きました!


調査期間:2013/4/10〜2013/4/15
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 801件(ウェブログイン式)


■周りのこと、よく見ているんですね (25歳/男性)

「会社の飲み会で、先輩の気を使ってばかりいたら、急に後輩の女の子に言われた。自分は先輩のご機嫌取りにウンザリしていたけど、その言葉で救われた」

つらい思いをしている男性にとって、こういう女性の言葉は効果があるのかもしれません。

■きれいな字を書くね(33歳/女性)

「会社で宅配便の伝票を書いていると、急に男性の先輩がのぞきこんできてつぶやいた。褒められているのは字なのだけど、容姿を褒められるよりずっとうれしい。そして、無性にテレる」

これは確実に本心での褒め言葉ですね。だって、男性は字がきれいな女性が大好きですから。断言します。

■君っていつも明るい顔しているよね(28歳/女性)

「会社の廊下で、すれ違いざまに上司から。表情を褒められると、自分の内心まで見てくれているようだし、何より、その上司の前では、今後暗い顔はできなくなる。うまいテクニックだな、と感心した」

なるほど、表情を褒めるというのは、意外と盲点かもしれません。

■年相応にかわいいね(27歳/女性)

「同僚の男性の言葉で、彼は色んな人にこのフレーズを使うのだけど、コテコテの褒め言葉ではないから、言われたみんなもそこまで気にとどめないし、むしろ心地良い」

これは賛否両論ありそうですが……。中には機嫌を悪くしてしまう人もいそうです。

言葉遣いがきれいですね (28歳/女性)

「着物売り場の店員さんに言われた。言葉遣いについていわれたことは初めてで、自分の育ちを褒められたような気がして、うれしくなった」

言葉遣いはその人の内面にも通じる部分。だからこそうれしいのでしょう。また、着物売り場の店員というのがいいですね。スペシャリストに認められたようで。

■さわり心地がよさそう(26歳/女性)

「太り気味の私に、ある男性がいった言葉。男性の『ぽっちゃりが好き』という言葉は信用できないけど、『さわり心地』まで言及されると本音だと思えるし、こちらも安心する」

一歩間違えば「下ネタ」ととらえられ、若干引かれるライン。そのギリギリを攻めることが、うまい褒め言葉のコツなのかもしれません。

褒め言葉は、ほんのわずかな違いで受け手の印象を変えるようです。ということで、筆者も過去に頂いた褒め言葉を思い出してみましたが、「落ち着いているからもっと年上に見える」、「子どもがいそう」、「20代には見えない横顔」など、一つも喜べるものはありませんでした。誰かうまい褒め言葉を私に言ってくれませんかね。

(J.B.河合+プレスラボ)