クラウディア・シファー、ジェーン・バーキンをイメージして最新コレクションをデザイン！

2011年にニットウェアのレーベルをスタートさせたドイツ人スーパーモデルのクラウディア・シファー（Claudia Schiffer）が、ファッションリーダーとして知られる仏女優ジェーン・バーキン（Jane Birkin）をイメージしてデザインした2012年春夏コレクションを発表した。高級素材のカシミアを使ったセーターなどを発表したクラウディアは、流行が変わっても毎年着続けることができるようなデザインを目指しているという。

「流行を意識するのではなく、何シーズンも着られるような投資する価値のあるアイテムをデザインしたいと思っていたの」と、クラウディアは英vogue.co.ukのインタビューで話している。「ボーイフレンド・セーター風のドレスやケープ・ドレスがいい例だと思うわ。ニュートラルな色合いだから何シーズンも着ることができるし、流行のアクセサリーをプラスすればその時のトレンドに合わせた着こなしができるわよ」。世界各国を飛び回っているクラウディアは、旅先にも着ていけるようなアイテムをデザインしたいと考えていたという。「1960年代のジェーン・バーキンの写真を参考にしてデザインしたわ。ジェーンがパリやイビザ島、ロンドンでどんな服を着ていたか想像して、それを自分に置き換えてデザインしたわ」と、クラウディアは明かしている。

今のところクラウディアのレーベルは着心地のいいカシミアのセーターやシフト・ドレスが主力商品になっているが、今後はほかのカテゴリーの商品もラインナップに加わる予定だという。「高級素材を使ったアイテムを手ごろな価格で女性たちに提供できるように、ほかのカテゴリーにも手を広げるつもりよ」と、クラウディアは抱負を語っている。