お母さーん


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自分の意見を曲げず、気に入らなければ誰にでも怒鳴る父。その父に逆らわず、古い価値観を守る母。近距離に住む長女・栄子は、そんな両親に振り回される日々に限界を感じていました。

ひとり娘が独立し、夫と穏やかに暮らすはずだった栄子。しかし80代の両親は、年齢とともにますます頑固に。父は店員を怒鳴り、母は妊娠中の孫娘に無神経な言葉を投げかけます。それでも「長女の私がなんとかしないと」と耐える栄子。ところが、両親の横暴な言動はさらにエスカレートしていき…。

高齢の親を前に揺れる、家族だからこそ割り切れない葛藤を描くセミフィクション『わたしの親が老害なんて』をお送りします。

※本記事は西野みや子著の書籍『わたしの親が老害なんて』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


■もう二度と

見つからない


忘れられない


あのときの周りの好奇の目も


こんな親で恥ずかしいと思ったことも


もう二度とあんな思いはしたくない…


庭から声がする…?


お母さん…!


ちゃんと電話に出てよ!


何かあったの?


これを見てみろ!


いい柿をもらったんだ


なんの用事って…


そんなことで?


スマホにも何回もかけたんだよ


こちらの気も知らないで…


著=西野みや子/『わたしの親が老害なんて』