『渡鬼』“加津ちゃん”37歳が震えた「大御所だらけ」の夜。100歳・石井ふく子の誕生パーティーが“異世界”すぎた
そんな宇野さんが30代女性として等身大の思い、ちょっとズッコケな日常をお届けするエッセイ連載。今回はテレビプロデューサー・石井ふく子さんの百寿を祝う会に参加した体験をつづります(以下、宇野さんによる寄稿)。
“異世界”に行って、そんな感想を抱く、特別な夜でした。
皆様、ご機嫌よう。台風で大雨、皆さん大丈夫だったでしょうか。わたくしは低気圧でへろへろになっておりました。
さて、先日、石井ふく子先生の百寿を祝う会のパーティーへお邪魔してきました! 石井先生と言えば、『渡る世間は鬼ばかり』のプロデューサーであり、テレビ創成期のころからご活躍されてきた方。
「現役の最長寿プロデューサー」としてギネス記録を持ち、今も更新中です。私を『おしん』の舞台でおしん役に選んでくださり、渡鬼の世界に連れてきてくださった、大変な恩人です。
そんなまさに「生ける伝説」の先生の百歳のお祝い!どんな異次元の世界が広がっていることやら……。今回はめったにすることのできない、「異世界体験」のお話です。
◆人生初の体験!「百寿」をお祝い
さすがに「百寿」をお祝いするのは、人生初の体験です。会場は、紀尾井町にあるホテルのバンケットルーム。華やかに飾り付けられ、ずらりと並ぶテーブル、堂々と掛けられた会の名前、左右に大きなスクリーン。
そして、もう見渡す限りの人、人、いえ、ひしめく、大御所の芸能人の皆様と、芸能界のお偉い方々。豪華絢爛とはこのことです。ワンルーム暮らしには刺激が強い!
私は“チーム若造”とでも申しましょうか、渡鬼出演メンバーでは若いほう、日向子役の大谷玲凪ちゃんや、杏子役として出演していた渋谷飛鳥ちゃんたちとご一緒のテーブルで、大変嬉しかったです。ただし、全員、ぷるぷると震えておりました。
もうみんな「テレビの中みたい……」とぼうぜんとしていましたからね。現実だよ。ていうか君らもテレビの中の人だよ。
◆「私たちは今、歴史を見ている」と思いながら
テレビの中の人と言えば、TBSの龍宝正峰社長が代表でお話されていたのですが、それはもう、はたから見ても大変緊張なさっていました。帰り際に少しお話する機会がありまして、緊張しすぎて「熱が出ないかなあ……」と思われていたそうです。
