髪のお悩み別にピックアップ! この夏のレスキューアイテム

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ヘアトラブルに悩まされない、夏の美髪作りのカギは頭皮ケアにあり! プロが教える基本のヘアケアルーティンをはじめ、夏に起こりがちなヘアのお悩み別に、対処法&おすすめの解決アイテムを一挙にご紹介します!

教えてくれた方

AYAMAR

美容師、毛髪診断士。ヘアサロン『aole』代表。TVや雑誌のメディア出演も多数。SNSで発信している髪の毛のお役立ち情報をはじめ、ヘアケアからアレンジまで、わかりやすいYouTube動画にも定評がある。

夏の頭皮ケアを制して理想の美髪を手に入れる!

高温多湿を極める夏は、頭皮トラブルを抱えやすく、様々なヘア悩みが顕著に現れる虚弱髪になりやすい時季。そこで、夏に起こりがちなトラブルやお悩みについて美容師のAYAMARさんに解決策を教えてもらいました!

「夏は湿気や汗による頭皮のムレやベタつきで雑菌が繁殖しやすい時季。頭皮の常在菌のバランスが崩れバリア機能も低下しやすいので、髪の土台となる頭皮のケアがマスト。きちんとケアできていないと、かゆみや炎症、肌荒れといった頭皮トラブルが起きるだけでなく、うねり髪の加速やゴワつき、アホ毛や枝毛など、髪の状態にも悪影響を及ぼす原因に。だからといってゴシゴシ強く洗ったり、むやみに洗浄力の強いアイテムを使ったりするのはNG。正しい洗い方や乾かし方を意識するのとあわせて、悩みや症状に適したアイテムを選ぶのが健康的な頭皮と美髪を作る近道です!」

さらに、肌と同じで、髪と頭皮のUVケアも重要なのだとか。「直射日光の熱や紫外線は、髪や頭皮にとって大ダメージの要因。帽子や日傘、日焼け止めスプレーで対策することで、頭髪をダメージから守るだけでなく、褪色や髪色が明るくなるのを防ぎます。夜だけでなく、日中のケアにも力を入れて、トラブルに悩まされない理想のヘアを目指しましょう」

CAUTION|ケアが入念な人ほど陥りやすい!? “皮膜毛”って何?

手触りだけでなく見た目にも異変が現れる皮膜毛は、髪質に合わない重ためのヘアアイテムの使用や、スタイリング剤がきちんと落とせていない状態が続くことが原因。もし皮膜毛になってしまった場合は、洗浄力の強いシャンプーを使うか、美容院で相談してみるのもおすすめ。

Check!

これが当てはまると皮膜毛の可能性アリ!

✅️ 髪が水をはじく感覚がある

✅️ シャンプーが泡立ちにくい

✅️ 髪が以前より乾きにくい

✅️ 乾かした後もペタッとしている

✅️ ヘアオイルをつけていなくても毛束ができる

4つの悩み別! この夏の虚弱髪レスキューアイテム

汗や湿気によるうねりやベタつきなど、夏は頭髪のトラブルが続出。そこで、お悩み別にケア方法&解決アイテムをご紹介します。

お悩み1|ニオイ・ベタつき

洗い残しや過剰な皮脂、汗の分泌で、ベタつきだけでなく、頭皮の健康を維持する常在菌のバランスが乱れてニオイが発生。丁寧な洗髪とアイテムの見直しで解決を。

Check!

✅️ 頭皮が脂っぽくテカる

✅️ 髪が束っぽくなりやすい

✅️ 髪全体が重く、ペタンとする

しっかり洗っているはずなのに、夕方には頭皮が脂っぽくなります。汗をかいた後の頭皮のニオイも気になり、人に近づくのが不安なときも…。洗いすぎも良くないと聞くので、効果的なケアや日中の対策を教えてください。

夏場は、頭皮を清潔にして健やかに保つスカルプシャンプーを使うと効果てきめん! 外出先でニオイやベタつきが気になるときは、手軽に使えるドライシャンプーで一時的に不快感をリセットするのもひとつ。スタイリング剤はヘアミルクなど、軽めのアイテムを使うとベタつき感が軽減されます。

ニオイ・ベタつきにはこちらのアイテム!

お悩み2|うねり

ダメージによる髪の内部構造の乱れのほか、この時季は汗や湿気で余計にうねりが加速。頭皮の健康度を高めて、うねりにアプローチする成分入りアイテムを選んで。

夏になると湿気や汗で髪がより広がりやすくて、うねりも出てきてまとまりません。朝にしっかりヘアセットをしても崩れやすくて…。扱いやすい髪に近づくためのおすすめのケア方法やアイテムはありますか?

髪のうねりや広がりを抑制する効果が期待されるトステアという成分入りのアイテムを試してみて。髪の乾かし方も重要で、手ぐしでまっすぐ髪を伸ばし、上から下に向かってドライヤーの風を当てて、クセづけしながら乾かすのがコツ。アウトバスは内部補修をしてくれるヘアミルクを選ぶのがおすすめです。

うねりにはこちらのアイテム!

お悩み3|ダメージ

ヘアアイロンやドライヤーによる熱、ヘアカラーによる化学処理や摩擦に加えて、紫外線も大敵。ダメージを蓄積させないケアと予防ケアの両立が美髪の近道に。

Check!

✅️ 髪がまとまりにくく広がる

✅️ 表面の浮き毛やアホ毛が目立つ

✅️ 湿気の多い日にクセが出やすい

頑張ってケアしていても、パサつきやゴワつき、枝毛が気になります。特にキャンプや海など、夏のアクティビティを楽しんだ後は髪が悲惨な状態に…。どんなアイテムを使ってケアするのがいいか教えてください!

肌や髪への刺激が少ないアミノ酸系シャンプーがおすすめ。ダメージの度合いに合わせてスペシャルケアにヘアマスクを取り入れたり、ミルクとオイルのW使いでアウトバスケアをしたりするのも◎。また、日差しが強い時季は、髪と頭皮の紫外線対策をしっかりしてダメージを蓄積させないように心がけて。

ダメージにはこちらのアイテム!

お悩み4|褪色

シャンプー選びやカラーキープアイテムの投入、洗い流すお湯の温度を意識するだけでも効果大。さらに、この時季はマストで髪のUVケアにも力を入れてみて。

Check!

✅️ シャンプーする度に色が抜ける

✅️ 毛先が特に明るくなりやすい

✅️ 髪にハリがなくパサついて見える

ヘアカラーをしてもすぐに色が抜けてしまい、時間が経つにつれて黄ばみや赤みが出てきて髪が明るくなりがちに…。できるだけ長くキレイに髪色をキープする方法や、普段のケアで意識した方がいいことはありますか?

ダメージのお悩みと同様に、夏は日焼けによって髪がより明るくなりやすいので、UVスプレーで髪の紫外線対策をしましょう。あとは、38℃くらいのぬるま湯で洗髪し、洗浄力の強いシャンプーは避けること。カラーシャンプーなど色もちを良くしてくれるアイテムを週に1〜2回使用するのもおすすめ。

褪色にはこちらのアイテム!

写真・さとうしんすけ イラスト・えるたま 取材、文・高橋彩花

anan 2496号(2026年5月20日発売)より