■これまでのあらすじ
見知らぬ父親から託児所扱いされた母の物語。息子のソラと公園で遊ぶのが日課のシズカは、その日も公園の砂場でソラと過ごしていた。そんなとき、声を掛けてきたのが初対面のパパさん。トイレに行きたいので、その間娘を見ていてほしいと頼むのだった。安易に引き受けていいのか悩むが、体調が悪そうなパパさんを見て承諾すると、パパさんは全然戻って来なくて…。結果、なんと公園のベンチでジュースを飲みながらくつろいでいる姿を発見。娘を返そうとするが、娘が転んでしまい号泣。やっとパパさんは戻って来るとソラが娘をケガさせたと主張し、シズカに謝れと言うのだった。だが、娘はケガなどしておらず、パパさんは自分の勘違いを認める。そしてふたりを探しにやって来た奥さんに、娘がこれまでの経緯を報告し、パパさんはみっちり叱られるのだった。数日後、同じ公園にいたシズカはある人物から声を掛けられ…。

■声を掛けてきたのは…


■まさかと思うけど…

他人を託児所扱いする親はめったにいないけれど、います。今回のパパさんみたいに直接的に頼むのは実はまだいい方で、「ほら、あの子と遊んでな」と子どもに言って親がどこかに行ってしまうみたいなこともあります。

友だちならそれでいいかもしれません。もちろんそれでお互いがいいなら、ですが。

しかし「そうじゃないケースも結構多い」と、ツムママさんは言います。だからこそ、パパさんには最後謝らせなかったし(どうせ嫁に怒られたから謝るだけだし)最後に少年をひとり登場させることにしたそうです。

シズカの話はこれでおしまいですが、「託児所扱いされる危険性」は常にあります。

「そのときは逃げてくれ!」

ツムママさんからのメッセージでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

こちらもおすすめ!
公園で話しかけてきたこの子は、いったい誰?

毎日のように公園に通っていた私と娘。そんなある日、近所で有名な放置子に偶然出会い、トラブルに巻き込まれていく…。


「あの子」1話目はこちら>>
(ツムママ)