新聞社アソシエイテッド・ニュースペーパーズを違法な情報収集で提訴、民事訴訟を起こしているヘンリー王子。その訴訟の審問のためイギリスに帰国、今週初めから法廷に足を運んでいる。そのときの王子の服装がめざといロイヤルファンの注目を集めている。

審問の最終日、裁判所に現れた王子が着ていたのは「ディオール」の「BEE シャツ」。お腹のところに18Kゴールドの糸で刺繍されたハチがちらりと見えたことから判明した。ちなみにお値段は145,000円と見られている。

今年初めに発売された回顧録『SPARE(原題)』ではロイヤル時代、ディスカウントショップ「TK Maxx」で洋服を買うのが好きだったと告白していた王子。「毎日着るカジュアルな服を買いによく行っていた。特に年に1回のセールが大好きだった。前のシーズンのものや傷がついた訳ありのGAPやJ.Crewがたくさんあった」と綴っていた。試着はせず「見た目がよく、着心地がよさそうだったらかごに入れていた」とも。2018年にはメーガン妃と共に古くからの友達の結婚式に出席した王子の靴底に穴が開いていたことも話題になった。エリザベス女王やチャールズ国王も倹約第一で知られるけれど、王子もどちらかというと節約派だったよう。普段着にもオケージョンの服装にもあまり構わず、お金をかけていなかったことがうかがえる。

その王子が「ディオール」の服を着るようになったことに、ロイヤルファンからは驚きの声も上がっている。王室離脱でおしゃれに目覚めたのか、それともメーガン妃の影響か。これからは妃だけでなく王子の服装にも注目が集まりそうだ。