5月16日は蠍座の月食満月 執着心を手放して新しい自分に生まれ変わろう!

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 5月16日は満月です。満月は達成、成就のとき。様々な結果が出やすい時期なので、新月で決めた夢や目標の進み具合を見つめ直すことに適しています。満月で、不調和なものや改善点が見つかったら、欠けゆく月の期間で手放していきましょう。

【満月が起こる場所】 蠍座
【満月になる時刻】 5月16日 13:14
【蠍座満月のキーワード】「破壊と再生」「深い絆」「洞察力」「性的魅力」「変容の力」……etc.

 今回の満月は蠍座で起こります。蠍座は「冥界の王プルート」を象徴する冥王星を守護星に持つ星座。「生と死」を司り、心の深いところからの変容や再生の力、物ごとの裏を見抜く鋭い洞察力などを持っています。

 他にも性的なことや深層心理など、日頃隠されている事柄は蠍座の領域です。他者との深いつながりや秘密の恋愛、共有の財産、遺産など、通常あまりオープンに語られないことに関連しています。

 そのため、蠍座の満月は心の奥底やアンタッチャブルな領域に光が当たるときとなります。誰かとの深い関係を清算することや、抑え込んでいるトラウマ的な記憶などを見つめ直し、手放しや改善の算段をするといいでしょう。

 特にこの日は、月食の満月です。日本からは観測できませんが、食が起きるときの満月は通常の満月よりも影響力が強いとされています。日食や月食などは、太陽や月が一度隠れた後に再び輝きを取り戻す姿から、生まれ変わりの象徴ともいわれています。

 もともと「死と再生」の力を持つ蠍座満月で起きる月食は、ダブルで「根元的な変容パワー」や「復活エネルギー」が働くとき。生まれ変わるような気持ちで、なりたい自分へ向けた深い変容や、物ごとの再スタートを誓ってみましょう。

■蠍座満月の手放しテーマ
 上記の他にも、蠍座の特徴が悪く出た場合の、「執着心」や「嫉妬深さ」などを手放すにもいいときです。また「性的なことの悩み」なども、この満月で手放し&改善を考えてみましょう。

★蠍座満月の手放しテーマ★
「誰かへの恨みや復讐心を強く持ってしまう」
「好きになった人を束縛したり干渉しすぎてしまったりする」
「異性やセックスへの苦手意識がある」……etc.

これらの特徴に思い当たったら、手放しを誓ってみましょう。

■蠍座満月の改善ワーク
 不必要なものを手放した後は、その空いたスペースに満月のパワーを満たしていきましょう! 今回は下記のような蠍座的長所にフォーカスした改善を誓ってみてください。

★蠍座満月の改善ワーク★
「他者と深い信頼や愛情の絆を結べる」
「一度決めたことは集中力と継続力を持ってやり遂げる」
「失敗してもゼロからリスタートできる不屈の精神力がある」……etc.

 蠍座の満月は、神秘的な力や直感力なども高めてくれます。この日は、占いを受けたり、自分でカード占いなどをしてみたりすることがオススメ。日頃見ないようにしている気持ちに気づけたり、新たな視点が見つかったりするでしょう。その気づきを生かしながら、心の深いところにアクセスする気持ちで手放し&改善を誓ってみてください。

 手放し&改善ワークは月の光を浴びながら、心の深いところまで光がしみこんでいくイメージで行うのがオススメです。万一の曇りや雨で月が見えなくても満月のパワーは地上に降り注いでいます。雲の向こうにある満月に思いを馳せて、そのエネルギーを受け取ってください。

 蠍座満月&月食は、復活への力も与えてくれます。しばらく会っていない友人と交際を再開させること、昔好きだったことへの情熱を呼び覚ますことなどもしてみましょう!
(永沢蜜羽)※画像出典/shutterstock

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