月星座「蠍座」の性格、恋愛傾向は…激しくも圧倒的な魅力を秘めている
太古より、私たちは移ろいゆく月の影響を受けて暮らしてきました。新月、満月……月のリズムには、自分らしく生きるヒントが隠されているようです。占星術の月と太陽は裏表の関係。月はあなたの隠れた部分を担います。今回は蠍座の性格、恋愛傾向をお届けしましょう。
■月星座とは?
◎太陽星座と月星座の違い
太陽星座は生きる目標、月星座は内側の感情をあらわします。太陽星座が同じなのに、どこか雰囲気やキャラクターが違うなと感じる場合もあるでしょう。こうしたことの多くは月星座の違いによるものです。なお、太陽はおよそ30日、月はおよそ2日半で星座を移動します。
■月星座・蠍座の人の性格、特徴
◎激しくも圧倒的な魅力を秘めている
月星座・蠍座の守護星は冥王星。月星座・蠍座を冥王星に喩えるなら、いつ噴火してもおかしくない火山みたいな破壊力が特徴です。普段はおとなしく、動きを見せずに心を隠していますが、燃えるような熱量を秘めているタイプ。ここぞというときは、好きな人にも嫌いな人にもその破壊力を向けるでしょう。周囲を巻き込むほど激しい、圧倒的なパワーの持ち主です。
◎石の上にも3年の不屈の精神力
月星座・蠍座は、凄まじい持久力と集中力の持ち主。「これだ!」と目標を定めると達成するまで努力し続けます。そもそも「これだ!」と決めるまでに時間をかけるし、とりあえずの目標を立てるのは苦手。なので、目標を決めて叶えるのに数年、或いは数十年かけるのはざらでしょう。
◎隠れ家的スペースで心身ともに潤う
月星座・蠍座は、数は少ないながらも深くトコトン付き合える関係を大事にします。本質に忠誠心があるので、控えめに一途に、そして誠実に何事にも関わろうとするはず。部外者から見れば、プライベートも仕事も友人知人関係もミステリアスなベールに包まれていそう。狭くて暗く、潤いのある空間に身を置くと心身ともに安らげます。家では心を許した数人で鍋を囲み、外ではいつもの席で定番のお酒を嗜むなど、少数精鋭で過ごせる隠れ家を持つのがオススメ。
◎死が2人を分かつまで愛することを誓う
月星座・蠍座は2人の世界に溺れがち。好きな人と交わり、自分がなくなって変容することを恐れつつも望んでいます。そのため、永遠の誓いがいつしか相手への憎しみや執着、嫉妬に変わらないよう、堂々と愛せる人を選びましょう。とはいえ、リスキーな恋を選んで、身を犠牲にすることも含め、月星座・蠍座は本能で生まれ変わりを望んでいるのかもしれません。
◎触れたモノにより生まれ持つ才能が開花する
月星座・蠍座は、基本的に独創性と探求心が旺盛で、自分の成功を信じて信念を貫くタイプ。小さく限られた世界に身を置きつつ、オカルト、深層心理、宇宙観、文化、歴史、世界遺産、心理学、故郷、家系、ルーツ、精神世界などに興味を示します。取っかかりは旅先のお土産の小さな欠片や図書館の本だとしても、ゆくゆくはそうした世界を実践していくのでしょう。
■月星座・蠍座の男性の恋愛傾向
◎好意の示し方
月星座・蠍座の男性は情熱的で頼りになる印象ですが、積極的な態度を見せるのは初めだけ。恋愛においては基本、ルーズでだらしない傾向が。特に女性関係には要注意。好意を示す際は、最初は「2人でひとつだね」などと詩的な言葉をさらっと口にすることも。OKを出す前に時間をかけて本心を確かめましょう。
◎好きになる女性の特徴
月星座・蠍座の男性は嫉妬深く、徹底的に女性を自分の配下に置きたがる亭主関白タイプかも。或いはサディストっぽい一面も。でもそれは、愛情が深く、大切な相手を傷つけないように守りたいがゆえでもあります。好きになるのは、手に入れるのが困難な賢い女性か、面倒見が良くて優しい家庭的な女性です。
■月星座・蠍座の女性の恋愛傾向
◎好意の示し方
月星座・蠍座の女性は本能に忠実なタイプ。どことなく優雅にロマンチックに、恋の相手を落としにかかるでしょう。好意を示す際は相手を警戒しつつ、フェロモンを放って自分の魅力を発揮するイメージ。普段とのギャップやセクシーさなど、持っている恋の武器は全て使います。
◎好きになる男性の特徴
月星座・蠍座の女性は完璧主義なところが。人生は一度きりと思い、パートナーの人生を背負う覚悟がありそうな人を恋人候補として選びます。好きになるタイプはただ寄り添うだけでなく、困難も障害も一緒に越えて共感し合えるようなタフガイです。
(はゆき咲くら)