集団行動が苦手…「壁宿」は、孤独を愛する一匹狼【宿曜・27宿の性格を徹底解説】

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 宿曜占星術の27宿を徹底解説! 今回は「壁宿(へきしゅく)」の性格を詳しく説明していきます。

■壁宿の性格
 物腰が柔らかく、温厚な性格。なんとなく地味なイメージがあります。初めて会った人にはとてもいい印象を与えるでしょう。しかし、実は集団行動が苦手で、孤独が好きなタイプ。誰にも詮索されず、1人気ままにのんびり過ごすことが、性に合っているようです。みんなと足並みをそろえるのが苦痛なため、集団の中では孤立してしまうでしょう。本人は1人でいたいだけですが、周囲からすると、いったい何を考えているのかわからない、トリッキーな人です。

 とても鋭い感覚と、高い感受性の持ち主でしょう。基本的に温厚でのんびりした態度ですが、何か気を許せないムードが漂っています。

 無駄なことが嫌いで、回り道はしません。1人でいたいのは、次に起こす行動の準備を入念に行いたいからでしょう。あまり大きな失敗をせずに、出世街道を歩んでいくことができます。何でも突き詰めて考えるので、緻密な作業が要求される研究などの分野が向いています。分析したり考えたりは得意ですが、具体的に形にするのは不得意。いまいち、実践型とはいえないのです。しかし、知識は豊富なので、知恵袋的存在として頼られることは多いでしょう。

 また、感受性の高さからくる空想癖が旺盛なので、芸術や小説・映像などのファンタジーの世界で、誰も思いつかないような奇抜なモノを作り出すこともあります。ただし、一般的に普通とはいえないことを好む傾向があるようです。現実世界との境界をさまよう危険性があり、一歩間違えば、危ない人のレッテルを貼られる場合もあるでしょう。

 孤独に強いせいか、ストレスにも強く、身体的には健康に過ごす運勢があります。自分を信じて人生を歩み、長命の運勢となるでしょう。

◎男性の場合
 きっちりとした性格ですが、社交性も協調性もありません。ある種、人間嫌いともいえる偏屈な人も多いようです。しかし、誰も考えつかなかったような分野で実力を発揮し、富と名誉を手に入れて、尊敬の念を持たれるでしょう。色欲が強く、これのせいで大きく失敗し、身を持ち崩すケースもあります。

◎女性の場合
 性格も見た目も、どちらかというと地味です。ロマンチストに見えますが、実は夢をかなえるためならドライに行動できる人。打算的で、自己中心的なものの見方をする人もいるでしょう。しかし、恋愛では弱気になりがち。おだてられるとすぐその気になり、相手に振り回されてしまいます。