医師がお風呂で“絶対にしないNG習慣”3つとは?「カラダを洗うときに…」

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日本人は毎日かかさず入浴する習慣があり、1日のなかでその時間を大切にしているという人も多いのではないでしょうか? ですが入浴の時間やルーティンなどは人それぞれです。

そこで今回は健康スポーツ医である木村好珠先生が入浴中にしていること、また、しないように気を付けていることについてご紹介します。

医師が入浴中にしていることとは?画像:UfaBizPhoto/Shutterstock

──木村先生が入浴中にしていることを3つ教えてください。

必ず湯船に浸かること、足のマッサージ、深呼吸です。

──何故、入浴中にするようにしているのか理由を教えてください。

私は、血液の循環を促進するために、湯船に浸かるようにしています。肩こりやむくみが気になる人は、しっかり湯船に浸かるとよいと思います。

足のマッサージも、むくみのためです。仕事の後は、足を中心にむくみが出ることが多いので、太ももとふくらはぎをしっかりマッサージします。

深呼吸は、現代人には本当におすすめです。呼吸が浅くなっている人が多いように思います。特にデスクワークで猫背になっている人におすすめです。深呼吸のポイントは、まず吐き切ること。吸う前に吐く。吸う時間と吐く時間の比は1:2で行うとよいでしょう。

医師が入浴でしないこととは?画像: TORWAISTUDIO/Shuttersotck

──木村先生が入浴でしないようにしていることを教えてください。

3つあります。シャワーだけで済ませること、カラダを洗うときにこすりすぎること、寝る直前に入ることは避けています。

──理由を教えてください。

シャワーだけでは、うまくカラダが温まりにくいと考えているので、なるべく湯船につかるようにしています。

肌をこすりすぎると、カラダを守る皮膚というバリアが壊れてしまうでしょう。カラダを洗うときは、やさしく洗うようにしています。

また、体温が下がるときに眠くなると一般的にいわれているので、寝る直前の入浴は避けています。だいたい寝る90〜120分前に、入浴するのがおすすめです。

──入浴の時間を大切にするのが重要なのはなぜですか。

リフレッシュする時間として入浴をおすすめします。お風呂に浸かると、なんだかホッとしませんか? そういったリフレッシュする時間は、健康的な暮らしをする上で、必要だと考えます。

現代は、情報がたくさんあるので、なかなか休まる時間というのが少ないかもしれません。入浴中は、なるべくスマートフォンなどを持ち込まないで、脳を休めることをおすすめします。

いかがでしょうか? 今回のポイントを参考にして、入浴をより良いものにしてみてください。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
木村好珠
精神科医、産業医、健康スポーツ医。精神科医として常勤し、都内企業の産業医も務めている。また、東京パラリンピック ブラインドサッカー日本代表、北海道コンサドーレ札幌アカデミーのメンタルアドバイザーとしても活躍中。

画像:READY

【画像・参考】
※Maridav・UfaBizPhoto・TORWAISTUDIO/Shutterstock

医師がお風呂で“絶対にしないNG習慣”3つとは?「カラダを洗うときに…」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

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