30歳、交際3年目でフラれた女。結婚間近だったのに、男が他の女に心移りしたワケ
私たちはこれまでに散々、LINEやデートのHow toを学んできた。
しかし、やっとの思いでLINEやデートに漕ぎ着けても、失敗の可能性は常につきまとうのだ。
あんなに盛り上がったはずなのに、突然の既読スルーに予期せぬ別れ。 恋人同士になれたかと思ったのに、いつまでたっても一進後退を繰り返す関係性。そんな経験、無いだろうか?
男女の関係を次に繋げる方法を学ぶため、あなたに宿題を出していこう。

「唯ごめん。唯は何も悪くない。ただ、他に好きな人ができてしまって・・・別れて欲しい」
“結婚を前提に”という条件で交際を開始してから約3年。そのうち、半同棲期間は2年だった。
私はこの3年間、結婚できると信じ、彼氏である伸二に全てを捧げていた。
「冗談でしょ・・・?私、30歳だよ?今から他の人のところへ行けっていうの?どうすればいいの?」
「本当にごめん・・・」
謝って済む問題ではない。今さら再び婚活市場へ放り投げられても、どうすればいいのか分からない。
自分だけではなく、周囲も当然私と伸二は結婚するものだと思っていた。もはや、伸二が悪い冗談を言っているとしか思えない。
「唯のことは好きだし感謝はしているんだけど、ここから結婚となると、何かが違う気がして・・・」
喧嘩だって、この3年間に数回しかしなかったくらい、仲が良かった。
何よりも彼のことが好きで大事にしてきたのに、どうして私はフラれているのだろうか・・・?
“いい彼女”だったはずなのに、唯がフラれてしまった要因とは?
宿題1:甲斐甲斐しく身の回りのことをしてくれる彼女に対し、伸二が抱いた感情とは?
伸二と出会ったのは、友人夫婦の紹介だった。お互いにそれまで付き合っていた相手と別れたばかりで、歳も近く、そして結婚願望もある。
友人夫婦は、“気が合いそう”と言って私と伸二を引き合わせてくれたのだが、彼らの読み通り、私たちはすぐに意気投合し付き合い始めた。
「結婚を前提に、付き合ってほしい」
彼からそう言われた時、心底嬉しかった。私はちょうど27歳、そして伸二は30歳。結婚するなら最高のタイミングだ。
しかし、コンサル会社に勤務していた伸二は部署を異動したばかりで、仕事がとにかく忙しくて会えるのは週末のみ。しかも毎週末ではなく、2週間に1回会えれば良い方だった。
そんな中、不意に伸二が合鍵を渡してくれたのだ。
「なかなか会えなくてごめんね。これ、合鍵。いつでも好きな時に来ていいよ」
「え?いいの?嬉しい・・・!!」
信頼の証、言うならば結婚に一気に近づく“合鍵”様だ。

あまりにも忙しい伸二のペースに合わせていたら永遠に会えないと思っていたが、家ならいつでも行けるし仕事が遅くなっても待っていられる。しかも合鍵を貰った時点で、一気に結婚へと近づいた気がする。
こうして段々と伸二の家で寝泊まりする日が増えていき、自分の田町の家は残しつつ、気が付けばほぼ彼の家にいるという半同棲状態になっていた。
相変わらず仕事に追われている伸二は、帰りが遅くなることもザラだったし、もちろん家事なんて平日にする時間はない。
「お帰り〜。今日も遅かったね。Yシャツのクリーニング、受け取っておいたよ。ちなみにご飯食べた?用意しておいたけど・・・」
「おぉ、唯来てたんだ。そしてありがとう。めっちゃ助かる」
私はほぼ残業のない事務職で、しかも家事は嫌いではない。だから伸二を待つ間、掃除をしたり料理を作ったり、極力彼の負担が減るようにせっせと手伝っていた。
「あぁ〜これも美味しい!唯って絶対、良い奥さんになるよなぁ。料理も上手いし、家事もしてくれるし。本当、最高な彼女だよ。いつもありがとう」
こうして何をしても感謝してくれる伸二のために、私はつい色々としてあげたくなってしまった。
「今日は伸二の好きなハンバーグにしたからね♡明日は私来られないけど、その代わりに明日のご飯を冷蔵庫に入れておいたから、勝手に食べてね」
「さすが唯!!だけど俺、明日接待なんだよなぁ」
“せっかく作ったのに”と言いたい気持ちをグッとこらえ、あくまでも良き彼女を演じる。結婚までの辛抱だ。
「そっか、そしたら冷凍しとくね。でも最近外食が続いているから、ランチはせめてサラダとかにして栄養を摂らないと、体壊しちゃうよ?」
「は〜い。そうだよなぁ、体のことも真剣に考えないとなぁ」
こんな感じで、私は甲斐甲斐しく伸二をサポートしていた。いつもニコニコと、優しく愛情を持って彼に接していたはずだ。
だからこそ、彼が他の女性へ行った理由が分からないのだ。
完璧な唯がふとした最中にしていた、とあるNG行為とは?
宿題2:仲良しカップルだったのに、何がいけなかったの?
私たちは相変わらず仲が良く、平和な日々を送っていたが、具体的に結婚をいつするかとかそういう話は出ていなかった。
そんな中、タイミング良く共通の友達の結婚式があった。
親しい友達が結婚するのだから、伸二も意識するかもしれない。そろそろ結婚へと駒を進めたい私にとっては絶好のチャンスだ。
「ねぇ伸二、どっちの服が良いと思う?」
「どっちも可愛いよ」
下着姿でクローゼットの前をウロウロしている私の横で、伸二は適当に返事をしてくれている。
結婚の話を切り出すならば、このリラックスムードの時が良いかもしれない。そう思い、私はグッと伸二に攻め寄る。
「ちなみに、私たちは結婚いつするの?ちゃんと考えてる?」
「そうだよなぁ・・・でも唯といると、本当に落ち着くよ」
それは、私も一緒だった。
伸二といると、とにかく毎日が楽しかった。別に多くをベラベラと話すわけでもないし、お互い本を読んだりテレビを見たり、好きなことをやりたい時は同じ部屋にいても各々好きなように過ごす。
そんな関係はとても心地よくて、本当にもう家族みたいだった。
「まぁね・・・何も言わなくても平気な関係っていいよね」
着替え終え、マスカラを塗りながら考える。
沈黙が怖くてひたすら一生懸命話さないといけない関係は、きっと上手くいかない。結婚は一緒に生活することだし、お互い楽しい時も辛い時も一緒にいるのが夫婦というものだ。
「何か私たち、もう夫婦みたいだね」
「そうなんだよなぁ。唯といると、本当に落ち着くんだよね」
振り返ると、伸二がニコニコと微笑んでいた。

そんな風に、幸せな時間を過ごしていたはずだった。
しかし、彼の態度が変わり始めたのはいつからだっただろうか。
最初は、LINEの返信が遅くなった。そして私が家にいる日でも、香水の匂いをつけて帰ってきたこともある。
「なんか伸二、香水臭くない?」
その日も彼の帰りは12時過ぎで、私は先にお風呂に入って待っていた。お風呂上がりの私は、そのキツイ香水の匂いをすぐに嗅ぎ取ることができたのだ。
「そ、そうかな?」
それ以降、彼の帰宅時間は更に遅くなっていく。
「最近、接待が多くてさ」
嫌な予感が胸を蝕んでいく。誰か特定の女性と会っているのかもしれない。
だけど、きっと彼は私の元へ戻ってくる。なぜなら、二人の信頼関係は強固なものだという自信があったから。
「ふ〜ん、そうなんだ。接待も大変だね」
そう言いながら冷ややかな目で見ていたけれど、結果的にどうやらその女性は、火遊びではなかったらしい。
むしろ、何も悪くないはずの私がフラれる結果となっている。
「ちょっと待って、どうして私が?こんなにも尽くしてきたのに・・・しかもさ、その女って誰なのよ?私の結婚へのプレッシャーが酷すぎた?」
「いや、むしろ向こうは年上だし、向こうの方が結婚したいプレッシャーはあるんだけど ・・・でも唯、ごめん。本当に、ごめん」
ただ謝るばかりの伸二を見て、私は呆然と立ち尽くす。
-この一生懸命だった3年間は、何だったの?
どうして、彼は私ではなく他の女性、しかも年上の女に心移りしてしまったのだろうか・・・
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これが男のワガママすぎる、けれども超本音!!

