「生理中のSEXは絶対にNG」医師が語るリスクとは？
Q．生理中、デリケートゾーンって洗ってはだめなの？
A．ただでさえ、まぶたよりも皮膚が薄いデリケートゾーン。生理中にお風呂で洗うとしみるという声も。「生理中は特に、皮膚がアルカリ性に傾いているので、洗浄力が高いアルカリ性の洗浄料は避けるのが無難。できれば、pH値の低いデリケートゾーン用の洗浄料を使い、手でやさしく洗うのがおすすめです」（アヴェニューウィメンズクリニック院長の福山千代子先生）
A．「絶対にNG！ 生理中は膣内がデリケートになっていて、バリア機能も低下しているため、普段ならなんでもない雑菌にも弱い状態。感染症のリスクがとても高いです。また、ばい菌が入った経血が逆流して卵管に入り、子宮内膜症の原因になる場合もあるので、軽視せず、やめましょう」（福山先生）
Q．生理中のツラさを軽減する食べ物があるの？
A．血液が排出されるため、生理中は貧血になりがち。「生理の1週間前から鉄のサプリを摂るのがおすすめです。食事でも、レバーやほうれん草、プリーツレタスなど鉄分の多いものを摂って。気持ちを安定させるには、カルシウムもおすすめ。逆に辛いものやカフェインなどの刺激物は避けましょう」（いけした女性クリニック銀座院長の池下育子先生）
生理中に立ちくらみをおこしやすいという人は鉄分不足かも。レバーやほうれん草を意識して食べるようにして。最近は、鉄分を多く含む機能性野菜も多く出回っているので、利用するのも手。
※『anan』2015年3月25日号より 《anan編集部》
