おならのニオイ、かぐと体に良いことが起こる

写真拡大

仲良しの夫婦でも臭いおならには閉口してしまいます。若いときはおならなんて恥ずかしすぎて、パートナーの前では絶対にしなかったのに今では平気でブリブリとしてしまう姿はちょっと悲しいですね。

臭くてどうしようもないおならですが、悪いことばかりではないようです。

イギリスのエクセター大学、医学部が研究したところ、おならのニオイにはさまざまな病気を防ぐ力があるそうです。

おならの主成分は硫化水素です。これがあの臭いニオイの元となっているわけですがこのニオイを少量吸い込むと、病気を予防してくれるそうなのです。

硫化水素通常、たくさん吸い込んでしまうと非常に体に悪いものだというのは周知の事実でしょう。少量なら大丈夫なんて一体どうしてなのでしょうか。

硫化水素には体の中の炎症を防いでくれるミトコンドリアを守る働きがあるのです。ミトコンドリアがないと人の細胞は簡単に壊れてしまいます。また人の細胞は炎症などが起きると、硫化水素を生成して自分の身を守ろうとしますがその量はほんの少しなので、あまり有用な働きができないそうです。

そこでおならが大活躍するわけです。おならの硫化水素が脳卒中、認知症、関節炎、糖尿病や心臓病を予防してくれるのです。

研究者たちはおならのニオイを害にならないように、上手に病気の予防に役立てる方法を研究しているそうです。

将来病院で「おなら治療法」なるものが誕生するのももうすぐかもしれませんね。

Rotten egg gas holds key to healthcare therapies
http://www.firstwordpharma.com/node/1223374?tsid=1#axzz37AEX8OYL