ハチミツを使った美肌術

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少し前から、あるツイッターユーザーが投稿した「座敷芸者上がりの叔母が伝える美肌レシピ」なるものが女性の間で話題になっています。

レシピはシンプルで、必要なものは「ハチミツ」と「あら塩」だけ。投稿者は「これだけで鼻の横の角質とか黒いツブツブとか小さいニキビとか消えた」と紹介していますが、どれほど効果があるのでしょうか? 気になった記者が実際に挑戦してみました。

ハチミツとあら塩をまぜまぜ...

話題のきっかけとなったツイートは、6月上旬に投稿された

「座敷芸者上がりの叔母から聞いた代々伝わって来た美肌の作り方を教えてもらった
1.粗塩と蜂蜜を1︰1の割合で混ぜる
2.マッサージするように顔にゴリゴリ塗り込む
3.ぬるま湯で落とす
これだけで鼻の横の角質とか黒いツブツブとか小さいニキビとか消えた!!1日で!!マジで凄いから試して!」

というもの。家にあるものを混ぜるだけで美肌になれるなら、これほど嬉しいことはありません。ということで、肌のザラつきが気になっていた記者がチャレンジしてみることに。

ハチミツ(大さじ1杯)とあら塩(大さじ1杯)をお椀にいれて、練り合わせます。混ぜた感じはザラザラ・ツブツブしていて、市販の「スクラブ」のような感触。さっそく、小鼻や頬、顎などザラつきが気になる部分を中心にのせてみます。投稿にあるように「ゴリゴリ」塗り込もうとしたのですが、塩の粒が大きくて、痛い...。肌に負担がかかりそうなので、力を弱め、そーっとすり込んでみました。ツイッターを見ると、塩の代わりに砂糖を使うと刺激が比較的ソフトとの声もあったので、こちらの方が扱いやすいかも。

1分ほどマッサージしてから、ぬるま湯で洗い流し、ザラつきが気になっていた部分を触ってみると......。確かにツルっとしています。特に小鼻と頬のザラつきはかなり軽減したように感じたほか、古い角質が取れたのか、肌全体も明るくなった感じがします。

そして記者が最も驚いたのが、乾燥気味で皮剥けしていた唇が見事にぷるぷるに復活したこと。脚や腕などにも活用できるので、ひざやひじなどカサカサしているところにも良さそう。記者の個人的な感想では、毛穴の黒ずみにはほとんど効果を感じませんでしたが、全体的には"効果アリ"。家庭にあるもので「角質ケア」ができるのは嬉しいです。

ただし小さい吹き出物ができていた額は、刺激が強かったのか、赤くなり、少しかゆみが出てしまいました。また、洗い流した後は、すぐに肌の乾燥を感じました。肌の弱い人やコンディションが悪い時は控えるべきかもしれません。肌に合う人でも刺激を考え、自分に合ったペースに取り入れてみてくださいね。