スペイン人が驚いたイギリス文化「真冬にミニスカート」

写真拡大

私たち日本人にとって、ヨーロッパ同士の文化の違いにはなかなか気づかないものです。スペイン人が実際にイギリス住んで驚いた文化の違いを紹介します。

まずはお酒のこと。スペインではお酒は食事と共に楽しむか、夜を楽しむために味わいながら飲む物。

しかしイギリスでは、すぐにでも酔っぱらいたい若者たちがメインディッシュを食べるかのごとくビールをがぶ飲みする姿を頻繁に見かけ驚いたそうです。

また、イギリス人の時間厳守は、あまり時間を守らないスペイン人にとっては苦痛だったようですね。30分遅れただけなのに怒るなんて!とのことですが、日本人も怒りますよね、30分遅れなんて。

あいさつをするときの相手との距離もだいぶ違うようです。スペインではキスであいさつをするのが普通ですが、イギリスではフィジカルコンタクトは嫌がられるそうです。

マイナス以下の気温になる真冬なのに、イギリスの若者たちはミニスカートやおなかを出した格好で出かけるのにもスペイン人は仰天したようです。

しかしイギリスの若者は、目に見えないビアコートなるものを着ているから大丈夫とのこと。「ビアコート着る」とは、薄着でもビールを飲んで体がぽかぽかしている状態のことを言うようです。

イギリス人は、「プリーズ」「サンクス」「ソーリー」という言葉を異常な程よく使うらしく、スペイン人にとってそれは合理的ではなく感じたようです。

高いクオリティーの紅茶を飲む事で有名なイギリスですが、コーヒーは評判がよくなかったようです。「大量の水で薄まったコーヒー」というのがスペイン人の印象のようです。日本で言うアメリカンコーヒーのようなものでしょうか。

健康的な褐色が似合うスペイン人ですが、褐色にあこがれているのはイギリス人も同じだそう。しかしイギリス人の褐色は無理して日焼けしたり濃い色のお化粧をしているだけで、スペイン人にはこっけいに見えるようです。

トイレでも驚く事があったようです。寒い冬イギリスではトイレにカーペットを敷くようですが、木やタイルの床に慣れているスペイン人にとって、すぐに汚れをふき取れないカーペットは不衛生に思えるようです。

日本の便座カバーも不衛生に感じて欧米人にとってはなかなか慣れないものだそうですね。

スローフードを楽しむスペイン人は、イギリスのファストフードの多さにも驚きを隠せないようです。そしてその多くがフィッシュアンドチップスではなくインドカレーであることにも驚いたそうです。

そして最後に、イギリス人が怒りっぽいということにも触れています。その例として、少しばかり列に割り込んだだけで怒る、というのがありましたが、それは日本人も怒るでしょうね。

Top ten things that shock spaniards living in the UK.
http://www.thelocal.es/galleries/Lifestyle/top-ten-things-that-shock-spaniards-living-in-the-uk/0/

当記事は、ハイブリット翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。