アナ・ウィンターがオバマ大統領再選に向け資金集めの豪華パーティを企画

次期大統領選を前に、全米で民主・共和両党の各候補者によるキャンペーン活動がヒートアップする中、米版Vogue誌の編集長を務めるアナ・ウィンター（Anna Wintour）が、バラク・オバマ（Barack Obama）米大統領の再選に向けた寄付金を集めるべく再び豪華な献金パーティを開催することが明らかになった。

ヒット映画『プラダを着た悪魔』に登場する鬼編集長のモデルになった人物として知られるウィンターは熱烈なオバマ支持者としても有名で、オバマ大統領再選キャンペーンの資金集めを目的とした“ランウェイ・トゥ・ウィン（勝利へのキャットウォーク）”なるイニシアティヴを発足し、積極的に活動を行ってきた。

そんな彼女が来月、同イニシアティヴの一環として各界のセレブを招き盛大な献金パーティを共同主催すると発表。米New York Post紙は「来る2月7日、ウィンター女史は女優スカーレット・ヨハンソン（Scarlett Johansson）と共にマンハッタン市内ミートパッキング地区のセオリー（Theory）を会場に、オバマ大統領再選に向けたキャンペーンの一環として寄付金集めのパーティを主催する」と報じている。この活動にはウィンターによる声掛けのもと、既にファッション業界から数多くの著名人が協力を申し出ており、プロエンザ・スクーラー（Proenza Schouler）、マーク・ジェイコブス（Marc Jacobs）、デレク・ラム（Derek Lam）、レイチェル・ロイ（Rachel Roy）、プラバル・グルン（Prabal Gurung）、ヴェラ・ウォン（Vera Wang）、トーリー・バーチ（Tory Burch）、アレキサンダー・ワン（Alexander Wang）、ダイアン・フォン・ファステンバーグ（Diane von Furstenberg）といった有名人気デザイナーらが資金集めを目的に販売される特別デザインのTシャツやバッグなどを手掛けている。ウィンターは昨年8月にも同様のパーティを主催し、およそ2百万ドル（約1億6千万円）の寄付金集めに成功している。