インタビュー:御影倫代「仕事が好きだから、家でも仕事の話がしたい!」
――アナウンサーの世界は、職場恋愛は多いですか?
御影:多いと思います。むしろ他の業種と付き合う方が少ないかもしれませんね。時間帯と、仕事の内容をなかなか分かってもらえないと思うので、同じ職場が自然と多くなります。あと、みんなこの仕事が好きなので、家でも仕事の話をしていたいんですよ(笑)。――確かに、他の業種の方には伝わらない、喜びや悲しみが多そうですね。
御影:最近私が結婚した旦那さんは、アナウンサーではない方なのでいちいち仕事を説明する必要がありますね。愚痴る時も「私たちの世界では、こういう事があるけど、今日はこうだったよ」とか背景を説明する苦労はあります。――でも、愚痴を聞いてくれる方がいるだけで、女性のストレスってかなり解消されますよね。他に御影さんが実践している気分転換法ってありますか?
御影:ネギを刻む! イライラした時はネギを刻むといいですよ(笑)。木のまな板でひたすら刻むと、スッキリします。――(笑)。それ、ぜひ今度試してみます。
御影:後は疲れても、当たり前の日常の中に幸せがつまっているということを忘れずに。今自分が働いている事ってすごく恵まれているのに、ついうっかり忘れてしまうから。私はフリーになってから、特にありがたく感じるようになりました。「グレイズ・アナトミー」の中にも、仕事でミスをして、打ちひしがれて、でも「働いていて良かった」って喜びを噛みしめるシーンが出てくるので、一度でも仕事をしたことがある女性はぜひ元気をもらって欲しいと思います。――どうもありがとうございました。
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