昨年行われた第1回に続き、株式会社宝島社主催の『このキャラクターがすごい!』大賞2024が2024年10月31日(木)まで公募受け付け中!去年大反響だったこの企画、開催背景や応募の際のコツについて担当者に話を聞いてみた。

【画像】『このキャラクターがすごい!』大賞2024応募例はこちら!

宝島社主催オリジナルキャラクターコンテスト第2弾『このキャラクターがすごい!』大賞2024が開催中!


――第2回『このキャラクターがすごい!』大賞について意図や狙い、目的、ターゲットなどを教えてください。

次世代クリエイターの発掘を目的とし、宝島社の雑誌やWeb、グッズなどのコンテンツを通して、世の中を元気にできるキャラクターを育てていきたいと考えています。老若男女に親しまれるキャラクターを生み出したいとの思いから、ターゲットはあえて絞っていません。

――第2回『このキャラクターがすごい!』大賞について、イチオシのポイントを教えてください。

13年連続、ファッション誌トップシェアの宝島社が刊行する雑誌の誌面やWeb、さらにはグッズなど、さまざまなコンテンツで受賞作品が活躍するチャンスがあります。

第1回大賞を獲得した『くまっちょ』の活用例


――『このキャラクターがすごい!』大賞というアイデアはどのようにして生まれ、実現したのでしょうか?

宝島社のコンテンツに合うキャラクターとして、誌面やWebでコンテンツ展開をしていく際に一緒に盛り上げてくれるキャラクターを公募したいと考え、『このキャラクターがすごい!』大賞を創設しました。キャラクター公募の経験がなく手探りの部分もありましたが、自社の強みである雑誌誌面、Webでの告知をはじめ、大学や専門学校へのポスター掲出やチラシ配布も行いました。賞名は、ミステリー作家や作品の発掘・育成を目的に創設し数々のベストセラー作品を送り出している、弊社主催の新人賞『このミステリーがすごい!』大賞に並ぶ公募賞として『このキャラクターがすごい!』大賞としました。

――前回の反響はいかがでしたか?また、前回に比べてパワーアップしたところがあれば教えてください。

初年度にもかかわらず、810作品もの応募が集まりました。いい作品が多く、絞ることができなかったため、大賞のほかに急遽「特別賞」を設けました。また、イラストコンテストの年間開催数70件を超えるGENSEKIさんの中では、歴代3番目の応募数の多さということで、クリエイターさん皆さんの『このキャラクターがすごい!』大賞に対する熱意が伝わる、とてもいい企画でした。テレビ朝日『有吉クイズ』からも問い合わせをいただき、出演者がキャラクターを考案して実際に応募するという企画も放送されました。

――応募の際のワンポイントアドバイスなどあれば教えてください。

コンセプトや性格、好きなもの、趣味などが表現されているストーリー性のあるキャラクターだと、受賞後に活躍の幅が広がりやすいです。こだわりの詰まった唯一無二のキャラクターを、ぜひご応募ください。

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――読者へのメッセージをお願いします。

何気ない瞬間に、クスッと笑わせてくれたり、ほっこりと癒やしをくれたり。日常生活でお気に入りの推しキャラクターがいるだけで、ちょっと明るい気持ちになりますよね。宝島社は「人に愛されるキャラクター」の発掘に取り組んでいます。ぜひ私達と一緒に新しいキャラクターを生み出してみませんか? みなさまのご応募お待ちしております。

■第1回 大賞・特別賞作品

■大賞:くまっちょ

宝島社が運営するWebサイト『otona MUSE』ウェブ内にて、『くまっちょの毎日ニコニコ筋肉占い』という占いコーナーを持つなど、現在も活躍中!

第1回大賞を獲得した『くまっちょ』


■特別賞:ゆにゃこーん

『ゆにゃこーん』は、宝島社出版の『sweet』10月号のキャラクター特集で『NEXT COMING!!』として紹介されたことも。

第1回特別賞を獲得した『ゆにゃこーん』


『GENSEKI』とは?

株式会社viviONが手掛ける、クリエイターと企業をマッチングするサービス。作品を登録・公開することで自身の作風にあった仕事の依頼を受けることができ、クリエイターを探している方は求めている作品のイメージに沿ったクリエイターにスムーズに仕事のオファーができるサービス。クリエイターと企業をマッチングすることで、クリエイターには作品発表や創作活動の領域を広げる機会を、企業にはより質の高い作品を提供している。クリエイターの活躍機会の創出を目的に、自ら多彩なコンテストを主催するとともに、コンテストの開催を希望される企業・団体のサポートも行っている。

プロ・アマ問わずどなたでも挑戦できるこの企画の受賞作品は、漫画連載やグッズ商品化など、幅広い用途で活用を検討していく予定。誰かの日常生活を彩るキャラクターとして、どの作品が選ばれるのか。もしかしたらそれはあなたの作品かもしれない。ぜひ、応募してみてほしい。

文=岸遥南