六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で2024年10月1日〜11月3日(祝)まで、「秋の夜長に月を愛でる」をテーマに「天空のお月見−六本木の空から観る月は『いとエモし。』−」が開催中。六本木で行われる「いとエモし。」そんなお月見イベントについて、担当者に話を聞いてみた。

【写真】朝ヨガに引き続き、今回は六本木の夜景とともにヨガが楽しめる!?

2024年10月1日〜11月3日(祝)まで六本木で天空のお月見が開催中


――今回のお月見イベントについて、意図や狙い、目的、ターゲットなどを教えてください。

海抜250メートルからの都心の夜景と、秋らしい趣のあるコンテンツをコラボレーションすることで、すてきな秋らしい眺望体験ができないかと考えていました。大河ドラマを契機に和歌が若い人たちにもあらためて注目されていることを知り、若者に対して気軽に和歌を紹介する「いとエモし。 超訳 日本の美しい文学(著者:k o t o、発行:サンクチュアリ出版)」と、秋の夜長に月と絡めた新しい企画ができないかと考え、オファーしました。

「いとエモし。 超訳 日本の美しい文学(著者:k o t o、発行:サンクチュアリ出版)」とのコラボレーション


――今イベントのイチオシのポイントを教えてください。

都心の眺望と、古の歌人が詠んだ月にちなんだ和歌、「エモい」イラストがコラボした眺望体験がイチオシです。そのほかにも月球儀とジオラマ都市模型、そして本物の東京タワーを並べて写真が撮れる「ミニチュアお月見スポット」にも注目していただきたいです。

――東京シティビューで「天空のお月見」をするというアイデアはどのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点などあればそれをどうクリアしたか、あわせて教えてください。

秋や展望台ならではの過ごし方を提案したいと思い、「天空のお月見」という発想にいたりました。月球儀とジオラマ都市模型、そして本物の東京タワーを並べて撮影するためには、どのアングルが一番印象的になるか、配置を考えることにとても苦労しました。

――夏の朝ヨガに続き、天空のヨガが開催されるとのことですが、今後も定期的にヨガイベントは開催される予定ですか?

ヨガイベントは大変好評ですので、今後もさまざまな時間帯での開催を検討して、継続していきたいと思っています。

【写真】朝ヨガに引き続き、今回は六本木の夜景とともにヨガが楽しめる!?


――読者へのメッセージをお願いします。

東京シティビューからの景色とともに、秋ならではの感情が揺さぶられる素敵な体験を都心の眺望と、古の歌人が詠んだ月にちなんだ「和歌」と「エモい」イラストとのコラボによってお届けしています。会場では、お客さまにも「月」に関する上の句(5・7・5)に続いて下の句(7・7)を詠んでいただくという仕掛けがございます。詠んでいただいた方には、もれなくすてきなオリジナルポストカードをプレゼントします。都心の喧騒から逃れ、実際の景色を見比べながら、古の人々が月を眺めながら詠んだ和歌に思いをはせて、あなたも「エモい」月夜を体感しに来ませんか?

■魅力的なグルメやお土産も!

「THE SUN & THE MOON(Restaurant)」では、店名にちなんで太陽と月をテーマにしたオリジナルグルメやドリンクを提供。また、同フロアの東京シティビューショップでは、お月見にちなんだアイテムも用意。

THE SUN & THE MOON(Restaurant)

■フロレゾンムーン:2400円

月明りに咲く花をイメージしたミドルカクテル。月のように優しく安心感のあるような、上品でフローラルな味わい。

■サンインザフォレスト:2300円

月の森から見る太陽をイメージしたロングカクテル。フルーティーでトロピカルなテイストに、ハーブとスパイスが味わいに深みをもたらしてくれる。

フロレゾンムーン(画像中央)とサンインザフォレスト(画像右)


東京シティビューショップ

■萬久の型ぬきバウム お月見うさぎ・和栗:594円

秋の夜空に浮かぶ、まあるいお月様を眺めるうさぎの親子を型ぬきバウムに。うさぎの親子は2羽とも型ぬきできる。

食べるだけでなく型ぬきも!?萬久の型ぬきバウム


■宙(そら)のメモ:880円

うっすらと次のページが透けて見え、日に日に移りゆく月の姿が楽しめるメモ。1枚1枚めくるうち、月や星が身近に感じるように。

一枚ずつ違った表情が楽しめる宙(そら)のメモ


■六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー基本情報

名称:東京シティビュー(屋内展望台)/六本木ヒルズ森タワー52階

営業時間:東京シティビュー 10時〜22時(最終入館21時30分)

料金:料金変動制(催事や曜日によって料金が異なります)

チケットは専用オンラインサイトまたは施設入口の券売機、窓口での購入が可能

時代と環境が変化する中で、月だけは今も昔も変わらずに地球を照らし続けている。なんてロマンチックなんだろう。お月見の名所として「日本百名月」に認定されている「東京シティビュー」でしか味わえないお月見をぜひ楽しんでほしい。

文=岸遥南

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