えっ、上履きでマウント!? ママ友「親なら足育にも力を入れるべき」→ 先生から思わぬ指摘が!?

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自分の自慢ばかりしてくるママ友とは、一緒にいてもあまり楽しくありませんよね。今回は私の友人A子から聞いた、上履きまでもマウントをしてくるママ友の話を紹介します。

マウントしてくるママ友

A子のママ友B美は、典型的なマウンティング女子。A子はB美から自家用車のメーカーや自宅の坪数、夫の職業など根掘り葉掘り聞かれ、そのたびにB美からはただただ自分の持ち物や自宅がいかにすばらしいかを自慢されてきました。

ただ、A子にとってB美は数少ないママ友だったため、完全に縁を切ってしまうのは気が引けてしまい……。程よい距離感で接していました。

上履きまで……マウントするの!?

A子とB美は子ども同士が同じ小学校に通う同級生なのですが、小学校の行事で会うたびに上履きの話になりマウントスタート。これにはA子も少々呆れてしまいました。

B美の夫は大学までサッカーをやっていたらしく夫の入れ知恵もあってか、「足育って大事よ~!」が口癖でした。B美は子どもの履きものには特にこだわりがあるらしく、デパートで購入した高級なベルトタイプの上履きを息子に履かせています。「デパートで一番高いやつにしたの~! おすすめよ~」と毎回A子にご丁寧に教えてくれるのです。

上履きには指定があったはず……

しかし、B美から上履きの話をされるたびに、A子は「小学校って上履きの指定があったはず……」と思っていました。実際のところ、子どもたちの通う小学校には指定の上履きがあり、メーカーや学年別の色までも指定があったのです。

入学式前の説明会の際にも先生から説明があったのをA子は覚えていました。学校から配られるお手紙にも確かに記載がありました。B美は知ってか知らずか、学校のルールを無視していたのです。

先生から指摘され、息子の言葉に撃沈……

A子は上履きの指定があるのを知っていたので、やはり上履きマウントしてくるのはおかしいと感じるようになりました。しかし、B美の子どもが指定された上履きとは異なる種類のものを履いているのをやはり先生たちも気付いていたようで……。

先生からは、はじめての3者面談のときに「説明会でもお話しさせていただいたように、次回からは必ず学校指定の上履きでお願いします」と言われてしまったそうです。それを一緒に聞いていた息子からは「ほら、だから言ったじゃん! ぼくだけ違うって! ママのせいだからね!」と叱られてしまったB美でした。

息子の足のことを一番に考えた結果なのか、人より質の良いものを履かせてマウントをとりたかっただけなのか、真相は不明ですが、上履きの指定があるにもかかわらず、ルールを無視したB美。息子のことを思う気持ちはわかりますが、先生からも息子からも注意されてしまうという残念な結果になってしまいました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。