「安くておいしい…それでいいでしょ?」と言う意味深な女将さん


【漫画】本編を読む<肉の正体とは…!?>

数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)さんは、SNSを中心に漫画を公開している。今回紹介するホラー漫画「肉の煮物」は、あるお店で絶品の肉の煮物に出合い、店主に何の肉か尋ねる主人公の場面から始まる。店主は答えてくれなかったが、あることがきっかけでその肉がの恐ろしい正体(?)を知ることになる。本作が誕生したきっかけや裏話などについて、色白ゆうじろうさんにインタビューした。

■ホラー漫画「肉の煮物」の誕生秘話とその背後に潜む怪奇現象

「肉の煮物」


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とあるお店で肉の煮物を注文する男性 2


年末年始にグルメドラマを見ていた色白ゆうじろうさんは、おいしい料理を描きたいと思い立ち、ホラー要素を加えて「肉の煮物」を制作した。主人公は肉の正体に執着し、その結果、あるものが見えるようになるのだが、この現象は主人公にしか見えず、他の人はただおいしいと盲目的に味わうだけ……。

店で提供される安くておいしい肉の正体について、色白ゆうじろうさんは直接調達ではなく、何らかのルートで仕入れているのではないかと推測する。主人公が再訪した際に店がなくなっていた理由も、店が元々存在していなかった可能性や、主人公の執着心により異界へ繋がった可能性も考えられるが、真相は闇の中だという。

色白ゆうじろうさんは、この漫画を通じて不思議な怪奇世界を楽しんでもらいたいと願っている。興味のある人はぜひ読んでみてほしい。

取材協力:色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)