メイクやファッションはちゃんとしているのに、なぜか貧相だったり老けたりした印象に見える…。そんなお悩みを抱えている方、いませんか? もしかしたらヘアスタイルが問題かもしれません。髪の状態は、自分で思っている以上に、相手に与える印象を左右するもの。30代後半からとくに増えてくるのが、「絶壁ヘア」です。もともと日本人に多い絶壁ですが、加齢で髪にコシがなくなってくると、よけいに目立ちます。後頭部がつぶれていると、老けた印象になるばかりか、疲れて不健康そうに見えることも…。

そこで、基本のブローにひとテクをプラスして、ふんわりボリュームアップの若髪印象を目指しましょう。東京・銀座のヘアサロンRamieの代表で、大人の女性の髪悩みのアドバイスに定評のあるトップスタイリスト・NAOMIさんに、ボリュームアップのドライヤーテクを教えてもらいました。ドライヤーテクで、絶壁ヘアの悩みを解決


必要なのは、ドライヤーとカーラーだけ。カーラーは100円ショップで手に入るもので構いません。(1)つむじの前後にカーラーを巻く


頭頂部のつむじの前後にカーラーを巻きます。毛量によりますが、カーラーの直径は4cmの太めがおすすめ。(2)ドライヤーでカールを固定する


カーラーの内側に温風を10〜20秒あてて立ち上がりの癖をつけたら、次に冷風に切り替えてカールを固定します。(3)カーラーを外せば、後頭部ふんわり


後頭部ふんわりが若々しさのキモ!カーラーを外せば、ふわっと盛り上がった後頭部に。セットスプレーをかけると一日、崩れません。

ESSE11月号では、ペタんこ髪を解消するテクをさらに詳しく紹介中。髪のエイジングに悩む人はもちろん、ふんわりヘアを簡単につくりたい人は必見です。

●教えてくれた人
【NAOMIさん】
東京・銀座のヘアサロン「Ramie」代表。30代後半から増える大人の女性の髪悩みのアドバイスに定評があり、多くのモデルや有名人からも支持されている。

<撮影/鈴木希代江 メイク/磯崎翔(Ramie) スタイリスト/梶本美代子 取材・文/平川恵>