♪地元に帰ろう〜 やっぱり結婚するなら地元の人?

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お盆休みに久しぶりの地元で羽を伸ばし、「将来は生まれ育った地元に戻りたい」と考えた人も多いのではないでしょうか。

そんな中、女性の6割近くが結婚相手の出身地や実家の場所を気にしていることがアンケート調査で明らかになりました。結婚の地元志向の高まりには男女で差があるようです。

子育てや親の介護を気にする声も

アンケートは25〜44歳の独身男女289人を対象に行われたもの。結婚相手の出身地や実家の場所を「気にする」「やや気にする」と答えた男性が36.8%にとどまったのに対して、女性は59.3%と大きな違いが見られます。

理由については「実家が遠いと頼ることが困難。近ければ子どもをいざというとき預けられる」(33歳・女性)、「お互いの親の介護が必要になった時に、面倒を見られる距離かどうか」(28歳・女性)といった子育てや親の介護を気にする意見が寄せられました。

Uターン実現のため「地元男子」を獲得する人も

「将来は地元で暮らしたいか」との問いには、全体で37.4%の人が地元に戻りたいとして、「いいえ」の24.9%を上回りました。「老後は生まれ故郷でゆっくり過ごしたい」(29歳・女性)と考えたり、介護問題を含めて親のサポートを想定したりする人が多いようです。

なかには地元へのUターンを実現させるため「同郷の男性と付き合い、結婚することを決めた」(26歳・女性)という声も。現在婚活中の男女92人のうち、地元開催の婚活パーティーや街コンへの参加など「ふるさと婚活」に興味がある、やや興味があるという回答も60.9%に上っています。

同郷の相手と結婚するメリットとしては「価値観が似ている」ことを重視しているケースが多いようです。少数意見では「食べ物や味付けの好みが近い」「地元の風習や親戚付き合いに理解がある」「方言など地元の言葉で話せる」なども挙げられており、いまや結婚相手の条件として、同じ地元であることは重要なファクターになっているのかもしれません。

※調査はマッチ・ドット・コム ジャパンが独身男女289人にインターネットで行ったもの。