温かいフレーバーティーでリラックスするのも効果的

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生理前になるとイライラしたり落ち込んだり、肌が荒れたり・・・。女性なら誰もが経験したことがある「PMS(月経前症候群)」ですが、その症状は人によってさまざま。女性のカラダとココロの健康情報サイト「ルナルナ」のアンケート調査では、そんなPMSに悩む女性たちの実態が明らかになりました。

生理予定日にむかって症状つらく・・・

「ルナルナ」がユーザー3044人に実施した調査(2012年12月〜13年2月)では、「PMSでなんらかの症状を感じたことがある」という人が全体の96.2%にものぼりました(「毎回感じる」61.6%、「たまに感じる」34.6%)。

PMS症状を感じ始める時期は「生理日の9〜3日前」が59.1%、症状が最もつらいのは、「生理日の2日〜始まる直前」が45.1%でそれぞれトップ。個人差はあるものの、多くの女性たちが生理予定日にむかって症状が次第につらくなっていく傾向にあるようです。

「下腹部痛」「眠気」「乳房の張り」がTOP3

では、実際にはどのような症状が出ているのでしょうか。身体的症状のTOP3には、「下腹部痛・腰痛・頭痛」(20%)「眠気」(15.8%)「乳房が張る」(15.5%)が選ばれました。また4位以下の「肌荒れ・ニキビができる」「体重増加・むくみ・過食」といった症状も10%を超えていることから、複合的にいくつもの症状を抱えている人が多いのかもしれません。

また、精神的症状で最も多かったのは「イライラ」(24%)「怒りっぽい」(18.7%)で、全体の4割以上を占めました。「PMS症状が出たときの失敗・反省談」でも1位にあがったのは「イライラして人にあたってしまった」で、68.3%とダントツ。PMSのときには、普段気にならない些細のことにもカチンときてしまう人が多いようですが、誤解を受けたり後の人間関係に影響したりしないよう気をつけたいものです。

対策法には「彼氏や母にあらかじめ生理が近いことを伝え、寝ているのを無理やり起こしたりしないようにしてもらう」と、周囲に宣言して協力してもらうという声をはじめ、「生理だから仕方ない!と自分に言い聞かせて、できる限り自分を責めないようにする」、「温かいお風呂にいつもより長めに入る」「温かいフレーバーティーを飲んでリラックス」など、さまざまな意見があがっていいました。