「この国に同性愛者は存在しない。ゆえにそれを裁く法も必要ない」と考えていた“イタリアの独裁者”ムッソリーニの影響を受けた時代に起きたブライバンティ事件。まもなく公開を迎える映画『蟻の王』では、恋に落ちた2人の男性が受けていた不当な扱いと彼らの真実に迫っています。そこで、本作で主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。ルイジ・ロ・カーショさん【映画、ときどき私】 vol. 613イタリア映画界において