あなたのメイク道具大丈夫?

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秋メイクも楽しい時期になりましたが、メイクを楽しむにはキレイな素肌が必要です。スキンケアをきちんとしているのに、なぜか肌荒れが気になるなんて事はありませんか? そんなあなたは、メイク道具を見直してみましょう。

アトピーや敏感肌の悪化の原因

きれいにメイクをするためのメイク道具。肌に直接使うものなのに、意外とメンテナンスを怠っていませんか? メイク道具にはメイクだけでなく、皮脂や汗などもたくさんついていて、それが細菌のエサとなり、細菌の巣窟になっているかも...!

細菌や汚れはニキビや肌荒れ、またアトピーや敏感肌でバリア機能が低下し、外敵刺激から敏感になっている方にとって刺激の原因になり、アトピーや敏感肌の悪化の原因になってしまうのです。

メイクできれいになるつもりが、かえって細菌をお肌にいっぱいつけているなんてことにならないためにも、メイク道具のケアは大切です。こまめなメンテナンス、清掃を心がけましょう。

<パフ・チップ>の清掃3ステップ

1:専用クリーナーや中性洗剤をパフやチップに含ませ、水かぬるま湯を少し足しながら、やさしくもみ洗いする。
2:その後、水かぬるま湯をはった洗面器の中で、何度も綺麗な水に交換しながら、汚れがなくなるまでもみ洗いを繰りかえし、最後に流水できれいに洗い流す。
3:水気を絞り、乾いたタオルやキッチンペーパーで優しく押さえ水気をとったら、タオルの上に並べ、陰干しをしてしっかり乾燥させる。

<ブラシ>の清掃4ステップ

1:コップや洗面器にぬるま湯をはり、やさしく振り洗い。※ブラシの根元に水がついてしまうと、接着剤が剥がれてしまうためご注意を。
2:専用クリーナーやシャンプーを毛の部分になじませ、やさしく洗う。
3:その後、水かぬるま湯をはったコップや洗面器の中で、何度も綺麗な水に交換しながら汚れがなくなるまで振り洗いをし、最後に流水できれいに洗い流す。
4:乾いたタオルやキッチンペーパーで優しく押さえ水気をとり、指で毛の流れ、形を整え、毛先を下にして陰干し。※吊るす事ができない場合は、タオルなどの上に横向きに並べてもOK

最低3日に1回は交換

せっかく洗って汚れが落ちても洗剤が残っていては、肌荒れの原因になります。すすぎは充分にすることが大切です。また、水気が残ったままだとカビなどの原因になりますので、しっかり乾燥させてくださいね。

本来は、毎日洗うのが理想ですが、忙しい毎日では、なかなか難しいですよね。スポンジなどは何個か用意をし、最低3日に1回は交換し時間のある時に纏めて洗うようにすると良いですよ。また、ブラシは毎回使った後、ティシュの上で軽く付着した粉を落とし、最低月1回は洗うようにしましょう。

メイク道具はお肌の一部。洗顔をするのと同じで、メイク道具も常に清潔に保ち、この秋はメイクのりの良い素肌でナチュラルキレイを目指してみては。

前田ひずるPROFILE美容と健康のスペシャリスト。食品会社で研究、化粧品会社で商品企画として勤務。真の美しさ、健康を追求するため、解剖生理学、アロマセラピー、リンパドレナージュ、リフレクソロジー、栄養学などを学び、I・A・I(International Association of Integracy)認定『インテグレーター』ライセンス取得。悩みの根本原因に多角的にアプローチし、一時的な対処療法ではなく、根本改善を促し、真の健康と美しさをサポートしている。公式ブログ(http://ameblo.jp/hizuru-i/)