″人気ベスト10″の花火大会を快適に見る方法！【首都圏】
夏のおでかけの大定番、花火シーズンがやって来ました！
今年の花火大会の傾向をひとことでいうと、ずばり“グレードアップ”。打ち上げ数、演出、花火の規模、観賞の快適さ……、どの大会も例年以上の内容です。なかでも、注目度の高い首都圏花火の人気上位10大会をご紹介。快適に見るポイントをナビゲートします。
■人気第1位 第36回隅田川花火会 7/27（土）
毎年約100万人が来場する、言わずと知れた日本を代表する花火大会です。
昨年開催からこの大会の話題をさらっているのが、やはり東京スカイツリー(R)と花火の競演。隅田川花火大会は、花火コンクールが行われる第一会場とスターマイン中心のプログラムで構成される第二会場、2つの会場に分かれるのですが、東京スカイツリーと花火のコラボを楽しみたい人は、断然第二会場がおすすめ。
厩橋、蔵前橋付近まで移動すると、第一・第二会場両方の花火&東京スカイツリーが一度に見られるという、とてもおいしいロケーションに出会えます♪
橋の上は基本的に立ち止まりNGなので、事前の場所取りはできません。橋の上からの景色を見たい人は、開始後のよいタイミングに通れるよう、想定して動きましょう。
■人気第2位 第25回東京湾大華火祭 8/10（土）
都内で1.5尺玉が見られる貴重な大会がこちら。東京タワーよりも高い上空380mまで打ち上がり、海上で約450mの大輪を咲かせる1.5尺玉は、いやはや圧巻のひとこと。
ダイバーシティ東京 プラザ、デックス東京ビーチ、アクアシティお台場、カレッタ汐留など、周辺の大型商業施設でも当日は花火と関連した営業やプランを実施。
会場の立地を活かし、イベント性の高い計画を練ってみるのも、この大会の楽しみ方のひとつです。
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■人気第3位 東日本大震災復興チャリティー 日刊スポーツ主催2013神宮外苑花火大会
8/17（土）
神宮外苑花火大会の醍醐味といえば、やはり座って快適に見られる花火と、大会終了後に行われるライブパフォーマンス！
神宮球場にはPUFFY、中村あゆみ、中川翔子、北野里沙の出演が決定するなど、各会場、参加アーティストも豪華な顔ぶれです。
花火の興奮冷めやらぬなか始まるライブというのも、“夏フェス”とはまた違う独特の高揚感があります。この楽しさに魅せられた神宮花火信者って、本当に多いんです。
とはいえ、とにかくこの大会は指定席&自由席を手に入れることがマスト。どの会場も人気が高いので、さっそく、その手配から始めましょう！
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■人気第4位 第28回 神奈川新聞花火大会 8/1（木）
全国屈指の花火師による力作が多数打ち上がる神奈川新聞花火大会。
なかでも一番の目玉は、何といっても日本煙火芸術協会が出品する二尺玉！
会場は昨年同様、臨港パークとカップヌードルミュージアムパーク（旧新港パーク）が、入場料が必要なエリアとして開放される予定です。窮屈な場所取りをするより、打ち上げ会場に面した特等席を狙うほうが、快適な観賞への近道。
また、周辺の観覧スポットでは、赤レンガ倉庫周辺は当日昼間から大混雑。横浜大さん橋国際客船ターミナルも屋上入場には規制がかかり、当日配布される整理券が必要です。
快適に観たい人は、“早めの行動”が当日の命運を握ります！
■人気第5位 第54回いたばし花火大会 8/3（土）
「ピカチュウ」や「モンスターボール」をかたどった形物花火、“日本の花火師最高峰”とうたわれる花火師作の芸術玉……、とにかくプログラムの充実度と迫力は言うことなしの大会です。
さらに今年は昨年よりグレードアップし、1.5尺玉の打ち上げも決定。
そして、さらに見逃せないプログラムが、東京オリンピック招致を祈念した「オリンピック特別花火」！ 当日会場には、女子レスリング選手の吉田沙保里選手もゲストで訪れる予定です。
打ち上げ会場の真正面は有料指定席。しかし、探せば特等席はまだまだありますよ。有料指定席の左右河川敷に広がる一般席（無料）でおすすめは、野草広場。高島平駅までの人の流れがスムーズなので、観賞はもちろん、行き帰りのアクセスのよさもバッチリな穴場です。観覧場所に迷ったときは、候補にぜひ。
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■人気第6位 エキサイティング花火2013 第38回 江戸川区花火大会
第29回 市川市民納涼花火大会 8/3（土）
毎年テーマを決めて開催される両花火大会。今年は「江戸川から活力あふれる新たな風を吹き込み、元気な日本を呼び込もう！」を大会全体のテーマとし、8部構成のプログラムが予定されています。
特に注目してほしいのが、19時35分頃から始まるプログラム「サンバ de Night！」。陽気なラテン音楽とカラフルな花火の競演という、心躍るプログラムが用意されています。
観賞場所は、比較的市川市側のほうが比較的人出がゆるやか。利用駅も、京成線の駅や市川市側を走る駅を活用する迂回ルートを選択したほうがスムーズです。
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■人気第7位 平成25年度 川崎市制記念 多摩川花火大会 8/17（土）
スターマインを中心としたプログラムを展開する多摩川花火大会。
見どころは、終了10分前から始まるクライマックス「ハナビリュージョン」です。POPで元気のよいミュージックと、そのリズムに合わせてテンポよく上がる花火。打ち上げ場所と観覧場所との距離が近い大会でもあるので、その臨場感や、鳴り響く轟音は想像以上の見ごたえです。
土手からの眺めもよいですが、ナイアガラなどの演出をしっかり見たい人は有料協賛席がおすすめです。昨年好評だったペアシートは、今年は300席増量。夏のデートにもピッタリですね♪
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■人気第8位 第67回 あつぎ鮎まつり大花火大会 8/3（土）
祖先の霊を慰める灯篭流しとともに、鮎に感謝する気持ちを兼ねた花火大会を行う、厚木市の伝統的な夏のイベント。
相模川を打ち上げ場所とするので、上空はもちろん、川面に花火が映えてとてもきれいなんです。プログラムはスターマインが中心ですが、ラストには最大の見せ場、約250mのナイアガラが登場します。
打ち上げ花火は本厚木駅周辺など比較的広範囲で見られますが、このナイアガラを観賞できるのは、河川敷付近のみ。しっかり観賞したい人は必ず打ち上げ会場近くに陣取るようにしましょう。
■人気第9位 燃えよ！商工会青年部！ 第12回こうのす花火大会 10/12（土）
ここは言うまでもありません。正三尺玉が見られる全国でも数少ない大会です。
といっても、実は地元の商工会青年部の方々が一から企画し、運営、終了後の清掃まで行うという、大会当日の“ド迫力の演出”とはまったく逆の、本当に“手作り感”いっぱいの大会なんです。正三尺玉2発や尺玉300連発を含む大人気のプログラム「鳳凰乱舞（おおとりらんぶ）」は今年も健在です。
ちなみに今年は、一般観覧席を大幅に増設する予定があり、吉見総合運動公園は駐車場、一般の観覧席の両方で使用されるのだとか。進化するのは花火の質だけではないようです！
荒川河川敷にも一般観覧席を増設する予定もあるそうですよ。（現在未定。プログラム詳細が決定次第確定します）
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■人気第10位 幕張ビーチ花火フェスタ 8/3（土）
当日は昼間からお祭りモード全開。千葉県出身のアーティストを招いてのライブイベントや、協力店舗のスイーツを食べ歩く「幕張スイーツ巡り」などが実施される予定です。
花火は19時30分頃から約1時間かけて行われます。躍動的なミュージック花火と海面を使った大掛かりな水上花火、2種類のプログラムが同時間に進行するスタイルも個性的です。
特等席の「幕張の浜」一帯は有料席。QVCマリンフィールドのスタンドも「スタジアム席」（2000円）に。当日、昼間から場所取りなんてもったいない。せっかくなら有料席をゲットして、昼間はフェスタをエンジョイ。120％楽しめるプランを立てちゃいましょう！
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首都圏でも指折りの人気大会、その趣向を凝らした演出は年々進化しています。
見慣れた大会でも、きっと新しい発見や感動があるはず。
そんな夏の一大イベントを、より賢く快適に楽しんで、素敵な思い出を作りましょう！
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