芸術の都パリからちょっと足を伸ばして!第11回リヨン現代アートビエンナーレ 開催
週末はリヨンへ行こう。
パリからリヨンまではTGVで2時間弱、パリ市内のリヨン駅から毎時出発している。パリ散策途中の息抜きにもなる。
写真:ビエンナーレ公式ポスター(異なる知識人の目元と口元をあわせている。こちらの目元はパゾリーニと口元はジャンヌ・ダルク)
9月15日から12月31日の間であれば、第11回リヨン現代アートビエンナーレが開催されている。
今展の題名は、「恐ろしき美が誕生した」という、手探りをしながら進む、現代社会を反映するようなメッセージにも捉えられる。総合アートディレクターのティエリー・ラスパイユが、ブエノス・アイレス出身で、世界の美術館のキュレーションも手掛ける経験者のヴィクトリア・ノールトゥーンを招聘した。主に欧州、アフリカ、南米の60名のアーティストたちを選考した。メイン会場の他でも、リヨン現代美術館、ブルキアン財団、倉庫跡地のシュクリエール、工場跡地などの各所で、イベントが開催される。
会期中、週末の午後の時間帯は、船が遊覧するので、各地点を周遊するのに便利だろう。アート鑑賞を兼ねて、リヨンに出かけてみたい。
(取材・文 Kaoru URATA)
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