【運も実力のうち】運が“ポイント制”だったらどう使う?運が数値化された社会で「使いどころ」に奮闘する会社員を描く【作者インタビュー】

【漫画】本編を読む
SNSを中心に漫画をいくつも公開している今井大輔(@dice_k_imai)さん。X(旧Twitter)に投稿された「ラッキーポイント」は多くのいいねを獲得して注目を集めている。主人公は運がポイント化されたアプリで自分の運を会議で使うも、運のない部下のせいでストーリーは意外な方向へ発展していく。本作を描いたきっかけや今後の展望などについて、今井さんにインタビューした。



本作「ラッキーポイント」のアイデアについて、作者の今井大輔さんは「朝、テレビでやってた星座占いを見たときに思いついた気がします」と話す。「架空の設定を考えることは得意」と言う今井さんだが「『運の数値化』というのはだいぶ粗い設定で、1話読み切りの短編だからこその設定だった」と打ち明ける。
本作を描く際に工夫した点について、作者の今井さんは「ラストまで描かない、というのがこの作品の工夫したところです。この作品は『ここからハッピーエンドに向かうんだろうな』とわかるところで終わってます。多くの人にラストを想像させられた時点で、物語の役目は終わっているなと思い、そこで止めました」と教えてくれた。
本作では、運がポイント化されることで、運用される。作者の今井さんは、運について「『言い訳』と『慰め』だと思います。基本的に世の中不平等で不条理だと思ってるのですが、そう思えない人が言い訳や慰めに使う言葉だったり、事実のあとで、理由を分析しきれないときに使うあきらめの言葉でしかないと思ってます。あきらめた結果、僕自身は運がいいと思ってます」と語る。
最後に今後の作品について「人の感情を描きたいとは思ってます」と言う今井さん。「喜怒哀楽だけじゃない、『喜』と『怒』と『哀』と『楽』の間の感情、名前のついてない感情を描きたいです。今後どうなるかは僕もわかりませんが、楽しんでもらえるように工夫していこうと思います」と意気込みを語った。意外な結末にびっくりする読者も多いだろう本作。ぜひ読んでみて!
取材協力:今井大輔(@dice_k_imai)
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