「生きてる意味あんの?」35歳独身・ほぼ無職の女性がやってみた、小さな幸せの探し方<漫画>
35歳独身女性、ほぼ無職、友達もほとんどなし、実家も、未来への希望もなし、何もしたくない。生きている意味もなし?と自問する多和(たわ)志田(しだ)たわ子が、幸せになるために奮闘するのが、エッセイ漫画『生きるのがしんどい女が「幸せになれそうなこと」をやってみる話』(タワシ著、KADOKAWA、2026年2月)です。
◆生きるのがしんどい、でも幸せになりたい
シンプルで奥深い問い、「幸せって何」?
他人にとっての幸せが自分にあてはまるわけでもない、巨万の富を得ていても幸せじゃない人もいる。でも、ほぼ全人類の望みでもある幸せ。
本書では「自分と他人を比べると幸せ度が下がる」とジャッジします。人の幸せを見てしまうと、脳が勝手に「負けた」と判断してストレスホルモンが出てしまうといいます。ネットやSNSが私達の幸せを削いでいるという事実。
「幸せになれそうなこと……? わからん……」と、たわ子も汗だくになって悩みます。幸せに見える他人の情報にさらされている私達は、何が自分の幸せなのかわからず、いわば幸せセンサーが麻痺している状態なのです。
◆とにかく書き出してみよう
良くも悪くも、未知の体験によって心が動けば、幸せセンサーが作動するはず。幸せ、と改めて考えるとハードルが高そうですが、子供の頃は単純なことで気持ちが上向きになりましたよね。おやつがケーキだったとか、夕食がカレーだったとか。
そんなノリで、たわ子も思いつくかぎりリストアップしてみました。
〈行列に並んでなんかおいしいものを食べる、ボランティア的なことをやってみたい…〉(〈 〉は同書からの引用、以下同)。
思いきって腰を上げたら、きっと現実が変わってくるはずです。そして、「気球に乗ってみる」「ゴミ拾いボランティアに参加する」「スパイスカレーを作ってみる」など、さまざまな“幸せ探し”をやってみた顛末が漫画に描かれています。
【森美樹】
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx

