赤身の肉は鉄が豊富で、タンパク質もとれる!


【画像11枚】時間をかけずにバランスごはん!「手間なし!スタミナ丼」バリエ

ようやく、秋の気配が感じられるようになってきましたね。これからの時期は、冷えが気になるというかたも多いのではないでしょうか。

「血の巡りをよくするために、欠かせないのが鉄です。鉄は、全身に酸素を運び、赤血球の材料にもなります。

鉄を効率よくとるのに、おすすめの食材のひとつが赤身の肉です。ひき肉なら、手軽に調理できますよ」(関口絢子さん)

栄養監修は管理栄養士の関口絢子さん


栄養について教えてくれたのは

関口絢子さん

管理栄養士、料理研究家。YouTube「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」で健康や美容に関する情報を発信中。著書に『春夏秋冬 疲れ取りごはん 心も体も軽くなる「食べ養生」大全』(KADOKAWA)など。

今回は、牛赤身ひき肉を使った、体が温まる煮ものをご紹介します。

レシピ考案は人気料理研究家で管理栄養士の藤井恵さん


レシピを教えてくれたのは

藤井 恵さん

料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、テレビや雑誌、書籍などで活躍中。素材の持ち味を生かした、シンプルでいて工夫のあるレシピに定評がある。

Instagram@fujii_megumi_1966

■ミートボールのトマト煮

貧血予防に「ミートボールのトマト煮」がおすすめ


牛ひき肉(赤身)を、子どもも大人も大好きなミートボールに!

材料(2人分) 

A

 ・牛赤身ひき肉…200g

 ・おろしにんにく…小さじ1

 ・カレー粉…小さじ1

 ・塩…小さじ1/3

 ・こしょう…少々

ホールトマト缶…1缶(約400g)

黄パプリカ…1個

玉ねぎ…1/4個

オリーブ油、酒、みそ

【作り方】

1 パプリカは縦半分に切り、2cm四方に切る。玉ねぎはすりおろす。ホールトマトはボウルに入れ、細かく潰す(缶汁ごと使う)。

2 Aを別のボウルに入れて練り混ぜ、12等分して丸める。

3 フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、2を並べる。全体に焼き色がつくまで、時々転がしながら焼く。

4 玉ねぎを加えて炒め、油がまわったらホールトマト、 パプリカ、酒大さじ2を加えて約10分煮る。みそ小さじ2を溶き入れ、2〜3分煮る。器に盛り、好みで粉チーズをふっても。

(1人分340kcal/塩分2.0g/鉄3.0mg)

* * *

「ひき肉を練るときにカレー粉を加えて、風味満点に仕上げるのがポイント。また、仕上げにみそを加えると、ご飯によく合う味わいになります」(藤井さん)

栄養だけを考えると食事が地味になりがちですが、これなら食卓が華やいで、家族ウケもバッチリです!

レシピ考案/藤井 恵 監修/関口絢子 撮影/広瀬貴子 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食

編集・文/singt