メディアプロジェクト「POST-FAKE」がプロジェクトスペースを六本木にオープン

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メディアプロジェクト「POST-FAKE」が、プロジェクトスペース「POST-FAKE projects」を4月7日に六本木にオープンする。初回の展示として、美術家 大山エンリコイサムの個展「Map Drawings」を開催。期間は4月7日から5月21日まで。

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 POST-FAKEは、現存のアートやカルチャーを再定義し、新たなムーブメントを創造することを目指したメディアプロジェクト。これまでにドキュメンタリー番組をTOKYO MXで放送するほか、YouTubeやInstagram、ウェブマガジンなどでさまざまなアーティストを取り上げてきた。ファッションの分野では、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和、「コトハヨコザワ(kotohayokozawa)」の横澤琴葉、「レシス(LES SIX)」の川西遼平などが出演した。

 大山エンリコイサムは、1970〜80年代のニューヨークで発展したストリートアートのひとつ「エアロゾル・ライティング」のヴィジュアルを再解釈した、独自のモチーフ「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」を起点に、メディアを横断する表現を展開する美術家。「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」や「シュウ ウエムラ(shu uemura)」「ジンズ(JINS)」などとのコラボレーションも行ってきた。

 POST-FAKE projectsでは、昨年大山がPOST-FAKEに出演したことをきっかけに個展を開催。大山が、2021年の夏にイギリス・オックスフォードの古道具屋で見つけた古地図に、クイックターン・ストラクチャーを書き加えたファウンド・オブジェクトシリーズの新作12点を展示する。

■「Enrico Isamu Oyama / 大山エンリコイサム - Map Drawings」展示概要 
会期:2023年4月7日(金)〜2023年5月21日(日)
オープン:木金土日|13:00-20:00
会場:POST-FAKE projects
所在地:東京都港区六本木5-2-4 3階(※日比谷線・大江戸線六本木駅 徒歩3分)
出版物:『Map Drawings』展覧会図録 2023年5月刊行予定
主催:POST-FAKE
協力:Takuro Someya Contemporary Art
グラフィックデザイン:小池俊起
会場構成:糟谷健三
広報:Yoshiko Kurata